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本気で口説かないと「本当に欲しい人」は採れない

採用と恋愛は似ている。

だからこそ、本気で口説かないと「本当に欲しい人」は採れない。

自社の魅力を語ることはもちろん大事だけど、それだけだと「オレはこんな事できるよ」「オレと一緒にいたら楽しいよ」と、恋愛で例えるなら「なんだか痛い人」になってしまう。

だって、どこの会社も多少は自社を美化しているし、耳障りの良いことをそれなりに語っているはず。

自社の魅力を語る以上に大切なことは、まずは候補者となる相手のことをちゃんと理解すること。(大前提、採用したいと思える人が対象になります)

まず、採用担当は候補者の一番の理解者になること。内定というゴールに向けての伴走者であること。

候補者となる方の「大切にしていること」「現状の悩み」「転職で叶えたいこと」「目指したい未来」を理解する。

その人のキャリアにつながるすべてを理解した上で「あなたと私はこういうところが合っている」と自社とフィットするポイントを伝えること。

そして、最後は理屈を抜きにして・・

「あなたがいいんです」
「あなたと一緒に働きたいんです」


この言葉をストレートに伝えられるかどうか。

究極の口説き文句はとにかくあなたがいいんです。

これで採用はうまくいくより引用

どこまでいっても、人は感情の生き物。最後の最後には「熱」で動くもの。

『これで採用はうまくいく』、とても学びが多く、読み応えのある1冊でした。

中でも「採用担当者に必要な資質」という部分が刺さりましたね。

口説きを担当する採用担当者には、ベースとして持っておいてほしい資質があります。

それは人から信頼される力と、人の心を動かすことのできる情熱です。

人から信頼されるためには、先に自らが相手を信頼できるようになる必要があります。

これで採用はうまくいくより引用

とくに候補者を「口説く」という行為に重きを置いた一冊です。

採用に関わる人は、一度は読んでおくべき本だと思います。

すっかり付箋まみれですが、付箋の数が多いほど、学びの多い1冊ということですね。

最近、付箋が大好き過ぎてキレイに貼れるようになってきました 😁

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