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#旅とミスチル

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コミュニティっていう形のないもの、伝えるのはいつも困難だね。

9年勤めた会社を退職し、フリーランス&ラジオパーソナリティーに挑戦を始めた今年。 ともすると日々のアウトプットに必死になって、インプット不足になってしまわないかな? そんなことを考えて参加したのが「コミュニティのカレッジ」です。 「コミュニティで生きる人の対話の場」と銘打ち、誰かの正解やノウハウを学ぶのではなく参加者同士がフラットな立場で意見や想いを交換し合っています(とはいえまだ限られた機会しか参加できていないのですが……)。 その中で「私とコミュニティと」というテー

自分の中の「嫌い」と向き合ってみることにした。

嫌いなものよりも、好きなものの方が多い人生でありたい、と常日頃から思っているタイプだ。 だけど最近、「日置さんって、なんかこれは許せない!とか腹立つ!みたいなことってないんですか?」と聞かれる機会があった。 己のネガティブなことを他人様の耳に入れて別に良いこともなかろう、と思っていたのだが、あまりにそういう素振りを外に出さないと「この人は本音でしゃべってくれているのかな?」という印象を持たれるらしい(なるほど)。 別に無理に何かを隠したり押さえ込んだりしているつもりもな

何に縛られるでもなく、僕らはどこへでもいける。『Worlds end』

思わず、泣きそうになってしまった。 ミスチル大好きの友達に勧められて観た、『Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”』のDVD。 現時点で彼らの最後のLIVEとなっている、そのツアーの中の一曲が、心に突き刺さった。 それが、アンコールで披露された『Worlds end』という曲だ。 2005年に発売されたアルバム『I♡U』のトップを務めたこの曲。その後発表されるベストアルバムでも2枚組の後半のトップに収録されている

「暮らす」と「はたらく」の距離、または世界の中心について。(旅するような暮らしのラジオ #16)

真夜中にnoteを書き出すとあんまり前向きな感じにならないのはここ数日で自覚してるのですが、ちょっとだけ愚痴らせてください。 今日はすごーく無駄だなあ、と思う会議がありまして。 オンラインだったのですが、誰が誰に向かって話しているのかわからないような、そして誰も何のための時間なのかわかっていないような、いわゆる会議のための会議、ってヤツでした。 基本的には、僕は「すべては捕らえ方次第だ」と思っているので、そんな会議だったとしても何か自分にとって得る情報はあるし、自分がこの

いつだって、My Birthday(旅するような暮らしのラジオ #11)

最近、この人たちのカバー動画を聴くのがお気にいりです。 初めて好きになったアーティストがゆずだったりするので、もともとアコースティックギターをじゃかじゃか弾く人が好きなんですよね。 路上で弾き語りをしている時もついつい足を止めて聴いてしまうんですが、そういう光景が少なくなってしまうのは淋しいなあ、なんて思う今日この頃。 It's my birthday 消えない小さな炎を ひとつひとつ増やしながら 心の火をそっと震わせて 何度だって 僕を繰り返すよ そう いつだって I

人類は絶滅した方がいいんでしょうか。『進化論』

NEWS ZEROのエンディングテーマにもなっていたMr.Childrenの『進化論』という曲はYouTubeでミュージックビデオが公開されている*のだけど、曲の本編がはじまる前に未公開になっているプロローグのパートがある。 そこで語られるのは「そもそも進化論とは」というお話で、その中に出てくるのは、よく聞く首の長い動物の例。 どうしてもポケ〇ン的なイメージで「高いところの葉っぱを食べるために首を長く進化させた」という風に思われがちだけど、正確に言うとダーウィンが唱えたのは

新しい靴を履いた日は。『足音 ~Be Strong』

冬から春に移りかわる、境目の季節が一番好きだ。 冬の間ずっと着ていたコートを脱いで恐る恐る外に出て、全身で柔らかくなった空気を感じられる。 そんな日は、毎朝の通勤だってウキウキして、歩いていて心が弾む。 (で、帰る頃には夜の肌寒さに後悔したりする。) 新しい靴を履いた日は それだけで世界が違って見えた 昨日までと違った自分の足音が どこか嬉しくて あてもなく隣の町まで 何も考えずしばらく歩いて 「こんなことも最近はしてなかったな…」ってぼんやり思った Mr.Childr

ぼくらが旅に出る理由。

まもなく終わりを迎える平成の2年目に生まれた僕だが、平成初期のJPOPが結構好きだ。 当然リアルタイムで聞いているはずはないのだけれど、この時代には語り継がれるであろう名曲がいっぱいあるな、と思う。 「名曲」とは、どういうものか。 僕が思うにそれは、多くの人の思い出や暮らしの中のBGM・テーマソングになって、そのアーティストが歌わなくても、誰かの心の中で鳴り続ける音楽、のことじゃないかな。 今回は、僕の中にいくつかある、そんなテーマソングのひとつについてのお話。 ぼ

『終わりなき旅』が聴けない件。(ミスチルあるある言いたい)

閑話休題。Mr.Childrenが好きだ。ベタなのはわかっている。 僕の中の「オシャレな旅人」は、エド・シーランとかブルーノ・マーズとか、あとは「コレ言っても知ってるかなァー」みたいなインディーズバンドを聴いていて、「わかってるねェー」とハイネケンをカチンと合わせて意気投合したりしてる。 あ、なんか余計な僻み根性が出てきた。とにかく、ベタでもなんでも、僕はミスチルが好きだ。 こういうnoteとかブログというものは義務感だけでは続かないとわかっているので、マジメな話題以外