世界の形が決定的に変わった中で、(旅するような暮らしのラジオ #12)
いつかこういう日が来ることを、本当は誰もが知っていた。平穏な日々がだらだらと続くわけがないことを、このまま逃げ切れるわけがないことを、俺たちはずっと感じていた。俺たちは別になにもしていない。なにも決めていない。なにも選んでいない。それでも、このまま逃げ切れるわけはない。世界はいつか決定的に変わってしまうだろうと誰もが予感していて、誰もがずっと、知らないふりをしていたのだ。ー小説『天気の子』より
映画『天気の子』のBlu-ray・DVDが先月から発売されたらしい。
ということ