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旅するような暮らしのラジオ

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声ではなく文字でお喋りするラジオ。「1日15分」「お喋りするように気楽に」その日に感じたことをライトに書いてみます。
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記事一覧

人と出会える楽しい夜の、その裏側の誰かのことを。(旅するような暮らしのラジオ #21)

こんにちは。旅するような暮らしのラジオ、パーソナリティーの日置ノリオです。 今朝は、東京浅草橋のLittleJapanからスタート。 「作りすぎて余っちゃったんですよねー」というビリヤニを、朝からみんなでパクパク。程よいスパイシーさとインディカ米のライトさで、結構食べられちゃうんですこれが。 そういえば先週お世話になったゲストハウスtoco.でも、熊本から来た女の子が「おばあちゃんが送ってきてくれたんだけど食べきれないので……」と、みんなで巻き寿司食べてたな。 色んな

幸せとは、晴れた土曜日の早起きと、筋トレ後のラーメンのこと。(旅するような暮らしのラジオ #20)

こんにちは。旅するような暮らしのラジオ、パーソナリティーの日置ノリオです。 今朝は、東京入谷のゲストハウスtoco.からスタート。 古民家をリノベーションしたこちらのゲストハウス、朝は南向きの光が入って何とも趣のある空間。 昨日は共用キッチンで、一緒になった旅人同士で久しぶりに夜遅くまでお喋りを楽しみました。 朝はこの空間で、先に発つ面々と記念撮影。「またどこかで!」と、見えなくなるまで手を振るこの時間が、僕は何とも言えず好きです。 8時からは、毎週土曜日に誠也くんと

アドレスホッパーがゲストハウスで是非とも聞いておきたいこと。(旅するような暮らしのラジオ #19)

こんにちは。旅するような暮らしのラジオ、パーソナリティーの日置ノリオです。 前のnoteでも長々書きましたが、この4月から「HafHでハーフな多拠点生活」と題して、ハーフ&ハーフスタイルのアドレスホッピングをスタート。 それに乗じて、ずいぶん前に思いつきで書いていた「読むラジオ」をしれっと再開してみようと思います。 「継続力」に難ありのワタクシ、それでも「瞬発力」と以前失敗したことを蒸し返す「プライドの無さ」には定評がありますので、よければまたお付き合いくださいませ。

好きなことが、得意なこととは限らない。(旅するような暮らしのラジオ #18)

Mr.Childrenが大好きなのだけど、カラオケで歌うのが苦手です。 あの人たちの曲、歌うとなると難しすぎるんです。。 ゆずも好きなのだけど、キーが高すぎて声が出ません。 ちなみに「声が高い方」の岩沢さん、酒とタバコ大好きだそうです。信じらんない。 好きなアーティストほど何故か歌えなくて、好きだから何だかキーをいじりたくなくて。 いや、お前が原曲キーで歌ってるかどうかなんて、世界の誰も気にしてやしないぞって話なんですけどね。 逆に、女性アーティストの曲の方が逆にオクタ

雨の日を楽しく過ごす方法。(旅するような暮らしのラジオ #17)

関東で梅雨入りが発表されたそうです。 雨が好きな人もそうじゃない人もいると思うのですが、まぁどちらかと言えば後者の方が多いんじゃないかなと。僕もその一人。 そんな雨を楽しむ方法をご紹介します。 ①映画『言の葉の庭』を見る。 ②秦基博の『Rain』を聴く。 ③小説版『言の葉の庭』を読む。 この間『天気の子』について書いたのですが、これは大ヒットした『君の名は。』のひとつ前の新海誠監督の作品です。 45分くらいの少し短い映画。ファンタジーではなくて、靴職人を目指す高校生

「暮らす」と「はたらく」の距離、または世界の中心について。(旅するような暮らしのラジオ #16)

真夜中にnoteを書き出すとあんまり前向きな感じにならないのはここ数日で自覚してるのですが、ちょっとだけ愚痴らせてください。 今日はすごーく無駄だなあ、と思う会議がありまして。 オンラインだったのですが、誰が誰に向かって話しているのかわからないような、そして誰も何のための時間なのかわかっていないような、いわゆる会議のための会議、ってヤツでした。 基本的には、僕は「すべては捕らえ方次第だ」と思っているので、そんな会議だったとしても何か自分にとって得る情報はあるし、自分がこの

それだけでこの夜は十分なはずなのに。(旅するような暮らしのラジオ #15)

いやー、こんな時間までオフィスで仕事をしていたのは何ヶ月ぶりだろう。 6月に入ってからというものの、今までのんびり進んでいた時計の針を追い付かせるかのように、ギリギリと歯車を捻り回すような日々が続いています。お仕事している皆さんはどんな風にお過ごしですか? 無事終電には間に合って、降り立った最寄駅。斜め30度くらいの角度で、少し膨れた半月がくっきりと綺麗に見えました。 そんな月をぼんやりと眺めながら歩いていたのですが、そのうちにじわじわとなんとも言えない違和感を覚えまし

忘れたくない夜のこと。(旅するような暮らしのラジオ #14)

僕の中には色んな僕がいます。 前向きで明るい僕もいれば、何もかもどうなったっていいや、と思う投げやりな僕もいます。 朝早く起きて散歩と筋トレをして1日をはじめる僕もいれば、夜遅くまで見たことのあるYoutubeの動画を無駄に見続けてしまう僕もいます。 Facebookで仕事やイベントの告知をしたり、友達や仲間の投稿に「いいね」を押すのも僕だし、Twitterで目にしてしまった不毛なやり取りから目が離せず鬱々と読んでしまうのも僕です。 僕の中には色んな僕がいます。 だ

意味はないのかもしれないし、あるのかもしれない。(旅するような暮らしのラジオ #13)

最近、「意味のあるもの」が溢れてることに、ちょっと疲れ気味だったりします。 特にオンラインでのコミュニケーションって、そうだと思うんですよね。 対象を選んでクリックするなり何なりして、ある程度の意図や目的があって繋がる行為。 でもオンラインでもオフラインでも、「人と出会う」ということの本質的は、もっときっとシンプルなものじゃないかな、と思っていて。 あとから「あの時の出会いは必然だった」と思うことはもちろんあるのだけど、その意味というのは後からそれぞれが勝手に解釈をす

世界の形が決定的に変わった中で、(旅するような暮らしのラジオ #12)

いつかこういう日が来ることを、本当は誰もが知っていた。平穏な日々がだらだらと続くわけがないことを、このまま逃げ切れるわけがないことを、俺たちはずっと感じていた。俺たちは別になにもしていない。なにも決めていない。なにも選んでいない。それでも、このまま逃げ切れるわけはない。世界はいつか決定的に変わってしまうだろうと誰もが予感していて、誰もがずっと、知らないふりをしていたのだ。ー小説『天気の子』より 映画『天気の子』のBlu-ray・DVDが先月から発売されたらしい。 ということ

いつだって、My Birthday(旅するような暮らしのラジオ #11)

最近、この人たちのカバー動画を聴くのがお気にいりです。 初めて好きになったアーティストがゆずだったりするので、もともとアコースティックギターをじゃかじゃか弾く人が好きなんですよね。 路上で弾き語りをしている時もついつい足を止めて聴いてしまうんですが、そういう光景が少なくなってしまうのは淋しいなあ、なんて思う今日この頃。 It's my birthday 消えない小さな炎を ひとつひとつ増やしながら 心の火をそっと震わせて 何度だって 僕を繰り返すよ そう いつだって I

駅で突然声を掛けられた女性にお金を渡した話。(旅するような暮らしのラジオ #10)

不思議なもので「書くことの"一歩目”力」が復活してくると、それはそれで腰を据えて書きたいテーマが出てきてラジオの方が疎かになってしまったここ数日。 ちょっと前に起こったことなんですが、あなたらどうする?って感じで、ここでおしゃべりしてみようと思います。 * 友達との待ち合わせでとある駅の改札前に向かって歩いていた僕。 すると、前の方から歩いてくる女性と目があいました。 ベージュのコートを着たロングヘアーの女性。その人がややアジアンな訛りの混じった声で「すみません……」

視野が狭くなってると感じたらやってみてほしい。(旅するような暮らしのラジオ #9)

久しぶりに気合をいれたnoteを書いたら、若干燃え尽きてしまいました。笑 またゆるゆる書いていきますね。 このあいだ、慶応大学で「触覚」を研究している教授のお話しを聞いたのですが、そのツカミが面白かったのでシェアします。 あ、よかったら皆さんやってみてください。 人差し指を一本立てて、顔の正面に来るように腕を伸ばしてください。 そこから顔を動かさずに、自分の視野のギリギリをなぞるように人差し指を動かしてみてください。 なんか、視界が「ひらけた感じ」がしません?同時に

冬がはじまるよ。(旅するような暮らしのラジオ #8)

冬の空気になったなあ、と思います。 家を出た瞬間、肌には感じるはりつめるような冷ややかさ。 そろそろ「まだ大丈夫、まだ大丈夫」というやせ我慢は観念して、いい加減コートを出してしまおうか……と感じた今日の朝でした。 僕が一年で一番好きな季節は、冬から春に変わる境目。 キンと冷えた朝の空気や突き刺さるような風が、ふと柔らかくなったのを感じる瞬間が、一番しあわせだなぁと思います。 でも仮に、一年中あたたかい季節だけであったとしたら、その幸福感というのはきっと味わえないはずで。