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SHISHAMOがほんとに好きなんです

みなさんSHISHAMO聴いてますかー?

最近SHISHAMOがほんとに好きで、毎日聴いてます。特に「明日も」が素晴らしくて、聴くたびにぐっときて涙ぐんだり、励まされたりしてます。

「チャットモンチーとaikoが手を繋いで元気に走り抜けていく」感じの見事なバンドで、去年紅白でその雄姿を見てからすっかりファンです。

いまの若い人たちって、優秀な人がすごく多くて、ビジネスからスポーツ、そして音楽まで共通しているなと。私の世代みたいな「屈折」がないんですよ。そう、ルサンチマンってやつがない!

話していても屈託がなくて爽やかで、話が早くて手が動く。ネットで深い情報を入手できて人とも繋がれるんで、梅田望夫さんが言ってたような「高速道路」に乗って自分たちを高めているんだろうなと。

それはSHISHAMOもそうで、とにかく音と声が真っ直ぐに「疾走」してる。でも、そこには深い「情感」も込められていて、それが聴いている人の心を「揺さぶる」んですよね。

ポイントはそこに込められた思いがとてもストレートであること。でも、それは単純な楽観でも悲観でもなくて、もっと複雑で多様なグラデーションを備えている。

これって言うほど簡単ではなくて、複雑なことをやろうとすると、どうしても「頭で考えたような」音やメッセージになってしまったり、逆に「嬉しい」とか「悲しい」みたいなあまりに単純なものになってしまう表現は結構多い。

この点で、SHISHAMOは、自分達の表現衝動に真っ直ぐに向かい合っていて、しかもそれがストレートに音楽に反映されているから、複雑なグラデーションをもった感情が表現として自立してますよね。

だから、「いいことばかりじゃないけど、走るんだ」と歌う「明日も」がこんなにもこちらの感情を揺さぶってくれる。しかも心の深いところに「まっすぐ」に刺さってくる。

日本のロックってほんと素晴らしいなと。ナンバーガールと椎名林檎に驚愕した98年、大学4年の時からずっと、僕の人生に彩りと深みを与えてくれています。

そして、いま。育児と仕事に毎日必死に向かい合いつつ、SHISHMOを聴いて、喜怒哀楽全部が込められたその歌に揺さぶられながら、「まだまだじゃん、もっともっと前に進もうよ」って自分に言い聞かせてたりします。がんばるぞー。

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