なぜいま社員の心のマネジメントなのか?

日経産業新聞での「社員の心のマネジメント」という連載を昨年書いたのですが、そのもととなった原稿に加筆修正したものをnoteでも紹介したいと思います。今回は1回目です。

欧米を中心にメンタルヘルス、ウェルビーイング領域への企業の投資はかなり盛んです。第2回でも触れているのですが、Z世代を中心とした若い世代は、仕事だけでない多様な価値観を持っており、その一つに自らの心身の健康を安定した保つことがあります。よって、この世代の優秀な人材を引きつけ、また長く働いてもらうには、メンタルヘルスやウェルビーイング領域への投資が効果的と考えられているからです。

日本ではまだこの動きは本格的とは言えませんが、若い世代の価値観は世界と同様に仕事一辺倒だけでない多様なものに変化してきていますので、日本企業もこのトレンドを抑えておく必要があるかと思います。グローバル展開している日本企業の方だとなおさら重要ですね。

1回目の原稿では、こういったトレンドを「新しい心理アプローチの導入」「スタートアップの勃興」という2つの視点から整理しています。ぜひ感想をお聞かせください!

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