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雑感

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#読書

事業にも「思想」が求められる

最近は任天堂や無印良品といった「思想」が明確な企業について本を読んだりしています。今週はその大切さについて考えていました。

今週のまとめ(4/26-5/2)

いま進めている事業について、そのステータスや考えていることについて書いています。ゼロからの事業作りの記録となっているので、経営や新規事業作りに興味がある方には参考になるかなと思っています。 事業の進捗

受験勉強みたいな読書はやめてメッセージをつかもう!

「受験勉強」的読書の問題とは?「本を読みたいです!」という人は多い。でも、そういう人を見てて思うのは、学生時代みたいに「頭からきちんと線を引いて読んでいく」というのが読書だと刷り込まれてるなということ。つまり、受験勉強のやり方の延長。 なので、最初から1ページずつ丁寧に読まなくてはという脅迫観念があるし、なんならば書かれてることを暗記していかなくてはと思ってしまう。 つまり、こんな感じ↓の読書になっている https://resemom.jp/article/2016/

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「企業変革の実務」を読む (3) 「自律的な課題解決ガバナンス」をいかに構築するか

今回は第2章「企業変革のゴール」を読んでいきます。「理論編」の中核となる概念が示される重要な部分です。 まずは要約します(太字筆者)。 ------------------------ 優れた企業の特徴を整理すると、好業績の継続的な維持、そして優れた人材の育成・輩出が挙げられる。 そして、この成果を生むための要因は3つある。1つが業績志向でありつつも、組織の透明性が高く、顧客に対してもオープンな風土を有すこと。次に日々の業務プロセス、オペレーションにおいて優位性を保有

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「企業変革の実務」を読む (2) 「マーケティング=広告・販促」という矮小化からいかに抜け出すか?

前回に引き続き「企業変革の実務」を読み進んでいきます。 まずは前回の内容を簡単にまとめてみます。 (前回のまとめ) ・不振起業は慢性的な不振に陥っており、「問題山積み」「複合汚染」「複雑骨折」の「三重苦」に悩まされている。 ・問題解決に課題が大きく、課題を把握・構造化し、解決策を実行していく体制ができておらず、結果的に課題が放置されたままになる。 今回は1章の「3. 経営と現場の乖離」から読んでいきましょう。まずは要約します。 事業拡大に伴って組織も拡大し、経営と現

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「企業変革の実務」を読む (1) 不振企業の特徴とはなにか?

1冊の本を丁寧に読みこんで、みんなで「ゼミ」をしてるような雰囲気で学んでいくのは面白いかもと思ったので始めてみます。今回選んだのは「企業変革の実務」です。マッキンゼー出身でアスキー、カネボウの変革をCEOとしてリードした小森哲郎氏による企業変革の「レシピ」を詳細に詰め込んだ一冊。とても良い本なので、まずは購入して手元に置いておくことをおすすめします。 「第1章 不振企業、冴えない起業の病巣」を読むこの本全体のテーマは「ターンアラウンド」、つまり不振企業をどう経営変革していく

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