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介護士のチームワークについて

ノリです。今回は介護士のチームワークについてお話していこうと思います。

基本的にはサービス利用者さんと1対1で接することの多い仕事ですが、他の介護士が上手に担当できるように、情報共有が欠かせません。

普段から自分一人で仕事を進めてしまいがちな方には、このチームワークが難しかったりします。

その人のことを思う気持ちが、独りよがりで自分勝手なものだったらサービスを受ける方も、自分も笑顔になれません。

24時間365日付きっきりでみることはできないため、誰がやってもある程度の成果が得られるようにしていく必要があります。

具体的には、申し送りで伝える、業務日誌やタブレットに記入をする、他の介護士や別職種に相談するなどをすることで、自分一人ではできないチームワークを発揮することができます。

かくいう私も、介護士として4年目に入りますが、特に情報共有に関してはまだ足りないことばかりです。
足りていると思っている人より良いと思いますが、まだチームとして道半ばだなと感じています。

変化があれば共有する、アイデアがあれば提案する、意見がほしければ聞く。

どれも当たり前のように聞こえますが、実は今まで私が出会った介護士の中で十分にできているのは2割程度です。
私もまだ十分とはいえないので、日々学んで吸収していきます。

聞くは一時の恥とあるように、聞くことは悪くないです。
以前の私のように「時間をとって大丈夫かなぁ」とか「こんなこともわからないのって言われないかなぁ」とか考えていたなら、そんな心配は御無用です。
ダメな自分を見つめる現実から目を背けてはいけないのです。
たとえば、飲食店のホールスタッフが焦って提供を間違えたとき、「お客さんが多くて忙しかったので」という説明で納得しないお客さんがいてもそれは当然です。
介護士が仕事をしていると、数々の事故に遭遇すると思いますし、その半分程度は介護士や環境側の整備で避けられた事故なのです。

そしてそれは、他の介護士のときに起きた事故でも、自分のときの事故じゃなくて良かったと安心してはいけないのです。
自分だけがわかっていても、自分だけができても仕方がなくて、チームで協力して初めて意味があります。

自戒をこめて、少し厳しめにまとめてみました。
◯年目なのにとか◯歳なのにとか気にしていたら良いチームにはなりません。
自分もそういった偏った見方はせず、共有できることは共有して、それが利用者さんの笑顔につながればそれが介護士をして良かったと思える時間になると思います。


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