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最好映画。 157 「女王陛下のお気に入り」 2018年。

なんと言っても、レイチェル・ワイズに尽きます。凛とした姿、立ち振る舞い、策略家としての彼女に見惚れます。終盤に登場するリボンを巻いた出で立ちは本当に凄かった。ヨルゴス・ランティモス監督は初めて観たんですが、乾いていて次の作品が楽しみです。撮影のロビー・ライアンはケン・ローチ監督作品の参加が多いってwikiには書いてありましたが、魚眼も含めた広角を多用していて、どうやって照明したのか、摩訶不思議な映像でした。起こすところは起こしてあるし。。謎。編集のヨルゴス・モヴロプサリディスは監督とはずっと一緒みたいですが、初観でした。これまた絶妙に観たいところをギリギリで観せて、受けの顔が多い編集。アカデミー賞主演女優賞を受賞したオリヴィア・コールマンの悲哀も本当にすごくて、笑いそうになるギリギリのところでホロリと来ます。予告編では、エマ・ストーンの時代劇という程だったので、そういう期待もありましたが、3人の主役で考えると霞んじゃいました。これはいい意味で驚きです。監督も撮影も主演女優も70年代産まれで、刺激されるところです笑 お時間あれば、ぜひ。


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