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最好映画。 173 「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 2014年

桜坂洋の小説をベースにしたハリウッド映画!という触れ込みに乗るまで結構時間かかりましたが、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」はタイムリープ物の傑作だと思います。ダグ・リーマン監督は、「ボーン・アイデンティティ」でお!と思った方で、何故か続編以降は監督しなかったヒト。ちょっと変わった視点の映画を造る人だと思います。メイキングを見ていると、トム・クルーズがいかにチームに寄与したか、彼がいなければ成り立たないプロジェクトだったことがわかります。けど、原作への敬愛がありつつ、オリジナルのラスト変更が納得できるなんて、ダグ・リーマン監督が珍しい監督なんだということが映画を観終わるとわかるんですよね。難しい設定を繰り返しの中で解消して、見ている人間を置いて行かずに1回の鑑賞で分かった気にさせてくれるなんて、今の私には神業にしか思えません笑。撮影監督はディオン・ビーブ。「コラテラル」と「マイアミ・バイス」マイケル・マン監督の無茶振り(バイパーで映画を撮り上げる!)を実現した人。音楽のラミン・ジャヴァディは「パシフィック・リム」でロボット対戦をプロレスに持ち込んでくれた人です。エミリー・ブラントがカッコ良すぎるww。続編のニュース見て喜んだ人の多かったはず笑。NetflixでもAmazon Primeでも観れるはずなので続編が来る前に観ることをお勧めします。もう5年も前の作品!


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