健康への投資 歯科治療
健康への投資は一番大切だが、中でも歯はとっても大切だ。
見た目だけでも、歯が整ってるだけで清潔感が格段にあがるし、顔の他の作りがどうであっても、歯が整っているだけで顔全体が格段に美しくなる。
本当に、余裕があれば、全部セラミックにしてしまいたいものだ。
また、見た目以上に、体の不調の多くが噛み合わせから来るので、ここを整えておくのが健康管理の基本になってくる。
私は30歳くらいのときに歯科矯正したが、一番のきっかけは、アメリカ人のスマイルの美しさ。
当時は外資系企業に勤めていて、仕事で会うアメリカ人の、わざとらしいとも見えるほどの綺麗な笑顔に、たまらず、アメリカではそういうことを教育されるのか?と聞いてみたこともある。
答えは、全く無意識だ、ということだったが、回りがそうだから自然と影響される、ということだろうと納得することにした。
矯正をお願いしたのは、その頃に住んでいた川崎市の近所の歯医者で、100万かからないくらいということが決め手だった。
そこは、健康な歯は抜かない、削らない、という方針で、そのときは良いことだなぁと思ったのだが、結果的にバイトアップというか、浅い噛み合わせになり、噛み合わせも今ひとつという結果になった。
リテーナーをしてやっと、しないとかなりズレてくような、収まり切らない圧が歯の間に残ってしまっている感じ。
もちろん、やるとやらないでは圧倒的に違いがあって、一番嫌だった、歯が二つに重なるくらいに被っているところは解消されたし、本当にやって良かったと言える。
ただ、そのときに、もっと自分なりに調べたり考えたりして相談したら、随分違ったのかもしれないという思いはある。
端的に言えば、とにかく、最終ゴールを顎の大きさに見合った綺麗な歯並びに見据えて、必要なら余分な歯を抜くとか、小さく削るとか、ゴールのためにあらゆる最善を尽くすのが良い。
ただ、当時は酷い状況だったし、今ある程度整ったからこそ見えてくる部分もあるし、色々な人の歯を観察しての経験値もあるので、なんとも言えないところはあるが。
今の近所の歯医者さんは、普通はやってくれないようなことを、気軽に、特別料金なしでやってくれるので、大変ありがたい。
毎度のように、そこをもうちょっと削り落として欲しい、などとリクエストして、やってもらっている。
日本人は、概して、顎の骨に対して歯の量が多すぎるので、小さめに削って整えるのが効果的なことが多いように思う。
口の中の歯の容積が減れば、当然その分小顔にもなる。
顎が締まる。
上下の噛み合わせが変われば、その分、顔の長さが短くなる。
口を開くのも楽になるし、呼吸も楽になり、口角もあがる。
首や肩の凝りもかなり軽減される。
特に噛み合わせが高いと、常に何かを加えているかのような状態になるので、顎や首にものすごいストレスがかかる。それをマッサージで解決しようとしても無理というもの。
虫歯でもないのに、そんなに削りまくって大丈夫なのか?と心配されるかもしれないが。
あまり知られていないが、歯の外側のエナメル質の層はかなり余裕があるので、結構削り落としても大丈夫なのだ。
もう何度も、長いのを短かくしてもらったり、幅広なのを細くしてもらったり、尖っているところを削り落としたりしてもらっている。
幅広な歯がぶつかり合って、押し出されてしまうようなケースは、歯の幅を整えてストレスをなくし収まりを、良くすれば、結構解決する。
犬歯以降の奥歯も、尖りすぎたり高すぎたりすることがあるので、削って整えるとものすごく楽になったりする。
まだ道半ばだが、確実に求め得る理想に近づいているのを実感している。
あとは、一番動かすのが難しいのが犬歯なのだが、ひとつ向きが気に入らないのがあるので、これは全然虫歯ではないけど、削って被せ直して整えようと思っている。
これが実現すれば、上下がしっかり合わさる噛み合わせが実現する。
大掛かりな矯正じゃなくてもできることは結構あるので、歯で悩んでいたら、悩みの原因が歯かも知れないと思ったら、自分で自身の歯の状態をよく観察して、考えて、相談してみることをオススメしたい。
なんでもそうだが、任せっきりにしないで、疑問があれば聞く、希望があればどんどんお願いするようにすれば、確実に結果は大きく変わってくる。
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