時空を超えて
過去の自分にはっとさせられました。
「7年前のニューヨーク」という時空を超えて。
この時の空の色とか、街のにおいとか、胸が詰まるような感情を今でも鮮明に思い出せます。
自分に期待してはがっかりして、がっかりしては奮起して。
終わりのない、ゴールの見えない闘い。
今思うと、この頃は毎日自分と向き合う以外、仕事とか結婚生活とか、
人生を紛らわせるものがなくて、逃げ場がなかったんだと思います。
もし、今、人生に疲れたり、不満を感じている方がいたら、成長したり、進むことよりも大切なこと。それはもしかしたら、自分のためだけに贅沢に時間を使ってあげることかもしれないです。
自分がキライになるくらいに、自分自身と向き合うと「こんな自分と一生付き合っていかないといけないんだよなー」と思った時、初めてプライドとか建前とかが捨てられて、本物が見えてくるんじゃないかと思いました。
あらゆるものから身を守るために、完璧に武装している鎧を一つずつ脱いでいくような。
ふと、時空を超えて、私の原点の空の色を思い出しました。
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