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竹内がはばたく!  キナリ杯で特別リスペクト賞を受賞した竹内

noteに以前書いた、
「拝啓 竹内 〜2007年5月1日にインドのアグラからバラナシの夜行列車に乗っていた22歳の竹内へ〜」
という、私の長い長い手紙を「キナリ杯」に応募したら
特別リスペクト賞16「アマヤドリ賞」をいただいた。
明るく楽しいことをやっている「お祭り野郎」のような文章に贈る賞で、「お祭り野郎」として、私ではなく竹内が選ばれてしまった。
正直、悔しい。竹内に持っていかれた。

岸田奈美さんは、私好みの文章を書く人(上から目線)で、まあ簡単に言うと大ファンだ。いつも面白いし、時々ほろっとくるし、もがいてる時も好きだし、言葉がストレートに刺さる。
そんなストレートな彼女が、自分の10万円の給付金の全額を捧げるという「キナリ杯」をぶち上げ、
いろんな人たちが協賛として寄付や参加をし出して、
賞金が100万円以上に膨れ上がり、
まるで受賞式を夏フェスのようなタイムスケジュールで発表し、当日を迎えた。

私は受賞者発表の当日、
例によって超絶に仕事が忙しくて、
白髪が秒速に増えていく気がしていて、
トイレで鏡を見るたび、髪をかき分けては、
あちゃーと言っていた。
こめかみが特に増えた気がした。

夕方になり、キナリ杯の発表が気になっていたが、
まだ見なくていいやと思っていた。
なぜかと言うと、
フェスでいうところのトリ、
超無限優勝や超優勝あたりに当然入るだろうと、
知らず知らずのうちに私も竹内かましていたからだった。

4000人以上応募していて50人くらいのトップに選ばれるとなぜか普通に思っていて、
それまでも、賞金が幾らになっているかを何回も奈美ちゃん(あ、いつも心で勝手に姉の気分でそう呼んでいます。竹内の姉は抵抗あるくせに、勝手に奈美ちゃんの姉気分&姉貴分になってる。)のnoteを確認しに行って、
自分の給付金10万円は父親に8万円寄付する約束だから(2万は焼き肉を何回か行くのに使わせてもらうよと了承を得ている)、奈美ちゃんの給付金は、私がもらって、死にかけているiPhone7を11へとグレードアップさせようと決めてもいた。厚かましさが竹内レベルだ。

仕事終わりでnoteを開いたら通知だらけで、
竹内にいっぱいハートがついていて、
まだ超無限優勝発表の何時間も前だったので、
「あー、大金は逃したか」と思ったのが
私の恐ろしいところだ。
その後に、じわじわ嬉しさが時間差で来た。
本当にありがとうございます。

応募した理由は3つ。
この手紙を竹内に届けたくて、そのためには大勢の人に読んでもらわないといけないし、私の弱小noteにひっそり書いていても竹内に届かないと思ったから。それに「人と人を結びつける天才、岸田奈美」という呼び名(私が奈美ちゃんをそう呼んでいる)もある彼女だから、竹内発見の可能性が上がると踏んだ。これが最初の理由。
そしてこれが5割を占める。

続いて、奈美ちゃんが笑ってくれる気がして、どうしても奈美ちゃんに読んで欲しかったからが2割。

iPhoneの買い替えをしたかったから、ってのが3割だ。

奈美ちゃんとiPhoneの割合を逆にしていたが、
正直になろうと思い、訂正した。

奈美ちゃんに読んでもらって楽しんでもらい、
竹内の登場回数120回までカウントしていただき、
2割以上、ハイパー満足&感謝しています。
1人で4000人以上のnoteを読むなんてすごいし、
感想まで書いてくれて、奈美ちゃんにリスペクトです。
誠実な人だなぁとますますしびれた。
奈美ちゃん、ほんまにお疲れ様でした。
いや、改めてちゃんと言おう、
岸田奈美さん、楽しいイベントありがとうございました。

キナリ杯の影響力が半端なくて、色んな人が読んで面白かったと感想をくれて、なんだか恥ずかしい。し、嬉しい。

嬉しさのあまり、
人生初のエゴサーチ、もとい「竹内サーチ」をしてみた。
(竹内サーチは竹内涼真のゴシップがちょいちょい邪魔するし、竹内豊も数人邪魔したから「竹内 キナリ杯」で検索。
あと、あの麗しい人は竹野内豊だから間違えるなよ。)
ここに竹内サーチで引っかかったものを勝手に並べて、
奈美ちゃんへのリスペクトを表すために
それぞれの感想に、私から言葉を添えます。

まずは検索ではなくnoteのコメント(ありがとう!!!)
・めちゃくちゃ面白かったです。自分の中に「竹内」を育てようと思いました。
・むっちゃインド、爆笑です。私も竹内育てます笑フォローさせていただきます。
→竹内の育成まで始まっている。竹内は私の手を離れて育っていく…姐は嬉しくも少し寂しい。

・めちゃくちゃ面白すぎで大爆笑ですw竹内ヤバいww
あっ!キナリ杯おめでとうございます!
→竹内ヤバイ!ありがとうございます。面白いと言われると嬉しい大阪の女です。

・凄いっ!おめでとうございます!竹内への思いが届きましたね!wそれこそ、竹内に気が付いて欲しいw
→竹内への思いが思わぬところに届いた!気が付く日も近いかも知れません。

・竹内カモンや。なんか、細身で短髪のイメージや、竹内
友のポン子からのLINEにて。確かに竹内は細身で黒髪の短髪のアナウンサーみたいな感じです。みんなの竹内はどう?

そしてTwitterから。竹内サーチ!
・竹内よんで一旦休憩キナリ杯。
→休憩したくなる長さやんな…。ごめん。
よんでくれてありがとう!

・竹内さん、みつかるといいなぁ〜
→竹内にさん付けしているのは今のところあなただけです。呼び捨てでいいよ。願ってくれてありがとう。


・インドの竹内の話が好き。竹内ほんま名乗り出てきて欲しい。今どこでどうしてるの…
→会ったことのない竹内に想いを募らせる人が現れた…。
同じ思いになってくれてありがとう。


・別の方の作中で竹内という名前を120回出すという狂気の作品がリスペクト賞を受賞したことで、主要キャラの名前を竹内にしてしまった私は無念の竹内被りでほぼ敗北当確となりました。
→110回くらいに減らすべきでしたね、すみません。
人には人それぞれの竹内がいる…。狂気…。

・笑い転げるし竹内はゲシュタルト崩壊するしけどほっこりするし素敵なnoteありがとうございました。
→竹内のゲシュタルト崩壊!ガッキーみたい(逃げ恥見たところ)。こちらこそありがとう。

・深夜特急を彷彿させる旅の緊張感と竹内のキャラクターのすっとこどっこいさが最高に天才だったこの作品が素敵でした。竹内これ読まないかな
→私の大好きな沢木耕太郎先輩を感じてもらえるとは恐れ多い。ほんま竹内すっとこどっこい。ありがとう。

・インド大好きだし、それを除いてもめっちゃ面白かった。ぜひ竹内が2020年流行語になってほしい。
→竹内流行語説に驚愕。もはや作者の手を離れて見事に羽ばたいていく竹内だった。インド好きな人に読んでもらえて嬉しい。

・キナリ杯特別賞〜アマヤドリ賞に、のりまきさんの作品が決まりました!めっちゃ面白いインドの話でした。13年前の全く同じ時期に僕もインドを旅していたので「竹内」に会っていたかもしれませんね。引き続き竹内情報待ってます!
→なんと!
アマヤドリ賞を作ってくださった5歳さんも同じ時期にインドにいたとは!竹内と5歳さんと私という縁を感じます。
ありがとうございました。

などなど。
とにかく、
大勢が竹内が見つかることを望んでくれていた。
私の文を読んで、
会ったこともない人と会ったこともない人が
再会できることを願ってくれている人たちは、
みんなちょっと変だと思った。
自分のことは棚に上げてます。
でも、不思議と感動すらする。

それと、今のところ「拝啓 竹内」に「スキ♡」が196ついており、Twitterでもリツイート、いいねがついて、
竹内の輪が広がっているのを感じる。
ペイフォワードのようにその人たちが知り合いの竹内に聞いて回り、その人たちがまた…と順調にいけば、
もしかしたら本当に竹内が見つかるのでは?
という期待が持ててきた。
竹内の勇気を信じたい。

そして、文中の「美人姉妹」の「美人」をこっそり削除すべき時が来るかもしれない。
竹内に「インドで美人姉妹にだけは絶対会ってない」と全否定されたら恥ずかし過ぎる。
いつか「竹内 感動の再会編」を書ける日を夢見て。

iPhone11へは厚かましくも届かなかったが、
キナリ杯の賞金1万5000円は、
これまでずっとセルフでしていた白髪染め(ビゲン)を、
初めて美容院で染めてもらおうと思う。
13年以上ぶりに竹内に再会する日に備えて、
「誰この人?」と思われる要素を少しでも減らしておきたい、リスクマネジメントだ。
そして、
今回noteでサポートしていただいたお金は、
iPhone11には使わず、竹内との再会のご飯代に使いたい。
もちろんインド料理だ。
そしてもちろんドレスコードは白いポロシャツだ。
一緒にカレーを手で食べてポロシャツも汚したい。
そしてその日のことをnoteにレポートして
来年のキナリ杯で華麗に超絶優勝しiPhone11を手にする。
そんな日を夢見ている。

しかし、まさか私が竹内かますなんて、
謙虚さを忘れたらあかんよな、竹内。
竹内に会った頃は白髪に悩んだりしなかったが、
13年も経ち、
長く生きてると大変だよ竹内。
だけど、
思いがけないいいことも人生に起こる。
たくさんの人にスキだと言われて有頂天な夜も来る。
竹内、ありがとうな。

今日のこの話を竹内に話したいよ。
もう私だけの竹内じゃない。
よく考えれば
私だけの竹内だったことなんて1秒もないけど。
なあ竹内。
君はどこで何をしてる?
何人もが君を探しているよ、竹内。
連絡ください。

竹内の姐

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写真はインドの列車から見た早朝、日の出前の駅。
これから灼熱な暑さになる前の、
朝になる直前のひやっとした空気が好きで覚えてる。
竹内はどう?



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