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いのちをいただく

ユーモアあふれる絵本が
子ども達は大好きで

何にするー?と聞くと
ぶたのたね!と
元気に伝えてくれる事が多くて

今日も子どもセレクトで
お昼寝前に読み聞かせをしました。

(大人目線で内容を批判する方もいる絵本ですが
私が12年間小学校で読み聞かせ活動をしてきて
大切にしていることは子どもが好きかどうか、楽しんでいるかどうかです。)

内容は
足が遅いおおかみが主人公。
キツネ博士が発明した
ブタの種を育てて
ブタを食べるまでのお話。
でもいつも失敗して
食べられません。それでも
諦めず、希望を持って
チャレンジする!というお話。

読み終えて

オオカミさん
ブタさん捕まえられなかったね、
フダさんなかなか食べられないね、
と言ったら

捕まえたら
食べられちゃうから
可哀想だから
捕まらなくて良かった!と
子ども達。

うんうん!そうだね。
オオカミさんまだ
一度もブタさん食べたこと
無いんだって!

みんなは食べたことあるよねぇ。

と聞いてみたら

みんなびっくりして

え?無いよ無い。
無い無い。
あるわけないじゃん!

あれー?そうだったっけ。
今日もさ 給食で
お汁に入ってた鳥のお肉とか
鮭というお魚のチーズ焼き
食べたよね^_^と私。

すると
ある女の子が

えー
それは
とりにく!でしょう。
ぶたにく、とかはね
食べ物だよー。
だから売ってるんだもん。

ブタさんと
ぶたにく、は
違うんだよ〜

先生知らないのぉ?という感じで
教えてくれました。

他の子も(自粛中で登園人数7名)
笑顔で頷いています。

食育、という言葉が
保育、教育現場に根付いてから
もう長いですが…
現在地はココなのです。
(私自身の力不足、否めません。)

『いのちをいただく』

私達、人間も同じ。
子ども達に伝えていきましょう。

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