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暑い日に「うり」!食べもので夏バテ予防しましょう!

漢方カウンセラーで国際薬膳師の池田のりこです。

今日も暑かったですね。

いよいよ梅雨明けでしょうか…。

梅雨が明けると一気に夏モードになって、暑い日々が続きますね。

暑気と暑邪

暑さは自然界にある「暑の気」で、存在自体は悪いものではありません。

ただ、この「暑の気」が体に入って悪さをすると、「暑邪」という邪気になります。

暑くて顔が赤くなったり、汗をたくさんかいたり、のどが渇いてたくさん水分がほしかったり…。

体の中の熱さで体に必要な水分を消耗して、熱中症になってしまうこともあります。

夏の基本は「解暑」

体に入ろうとしている暑邪は、外に出ていって欲しいですよね。

そうすることを「解暑する」と言います。

漢方薬だと清暑益気湯などがそれに当たりますが、食べものでもあります。

代表的なのが、まくわうり。

なんと今日、農家をされているお客様からまくわうりと白うりをいただきました!!

あまりにも嬉しくて、You Tubeにアップしたので、こちらも見てくださいね。

今日は漢方薬のご相談が続いたので、白衣を着ています。

香瓜と書いてまくわうり

黄色いのが、まくわうりです。

甘くてとっても良い香りがします。

まくわうりは寒性なので、冷やす作用が強いです。

これは、冷蔵庫で冷やさなくても。

食べものが温める冷やすは、温度ではなく作用です。

そして、心と胃に届きます。これを「帰経」といいます。

この心と胃は西洋医学の臓器ではなく、お仕事とかシステムにあたります。

このあたりはまた改めて…。

夏は心のバランスを崩すので、このまくわうりの帰経が心というのは、今の季節には嬉しいもの。

お仕事は、解暑、除煩、止渇、利水で、暑気あたりにピッタリです。

のどが渇いて、体がむくみ、尿があまり出ない脱水に近い方にもおすすめです。

「香瓜」と書くだけあって、とても甘い香りがします。

白うりはむくみ解消

白い方は、白うり。

こちらも寒性で、肺、膀胱、小腸、大腸に届きます。

心と小腸は連動しているので、こちらも夏におすすめです。

尿量が減っていてむくみがあったり、のどが渇いている方にピッタリです。

益胃作用もあるのが嬉しいですね。

晩ご飯に白うりを使うことにしたのですが、切ってみてびっくり!!

ものすごく甘かったのです!!

鶏肉の低温調理があったので、それとサッと炒めて梅おかか和えにしようと思っていたのですが、あまりにも甘いのでサラダにしました。

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たたき梅に醤油とみりんを加えて、切った白うりと鶏肉に絡めて、鰹節も加えました。

最後に、今年は肺のケアが必要なので白ごまも。

あとは、作り置き薬膳おかずを少しずつ。

とっても美味しかったです。

なぜこの組み合わせにしたのか、それをするとどうなるのか…なども書きたいなぁ…。

どういうスタイルにするのか、ちょっと考えてから書きますね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。


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