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おじいちゃんのハグ…

私がコーチングを知ったのは2006年のお正月のこと。

これはすごいなー、学びたいなー、と思って初めて買った本は“おかあさまのためのコーチング”でした。

ほどなくして市民講座でコーチング講座があると知り、すぐに申し込みました。

参加者は30代の私が若いほうで、50〜60代の方がほとんどでした。


とても印象に残っているお話があります。

皆さんが子供の頃、転んだ時におじいちゃんおばあちゃんは『痛かったなー』と泣き止むまで撫でてくれませんでしたか?(一同、懐かしんで深く頷く。もちろん私も)

でも、最近はお母さんたちは忙しくて…見かけるのは『大丈夫よっ!ほら立ちなさい』というシーンですよね。『痛いよ〜』って泣いているのに『痛くないからっ!』て言われている子もいますよね…(一同、どちらも見かけるー、やっちゃうー、と、ざわざわ)

『痛い』という言葉を、昔はおじいちゃんおばあちゃんが受け取って、一緒に味わって通り抜けてくれていたんですよね。そして、ひとしきり泣いて、ケロッと遊びに行ってましたよね。


ほんとうにほんとうに。

大きな愛に包まれて、安心できる感じ…思い出しています。