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誕生日の音楽〈Birthday Music〉2021.8.1

★ジョルディ・サバール(Jordi Savall i Bernadet, 1941.8.1 - )80歳の誕生日。バルセロナ出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、指揮者。

私が最も尊敬する古楽器のスペシャリストです。

“Jordi Savall plays Abel, Bach, Schenck”

時代に埋もれた音楽の発掘や、エスペリオンXXIを中心とした器楽、声楽、オペラに至るまで、ルネサンスからバロック期のありとあらゆるレパートリーがあり、このフォリア集のような、長尺のライブもたくさん登録されています。私がいちばん愛する音楽の世界です…♪

★ヘルマン・バウマン(Hermann Baumann, 1934.8.1 - )87歳の誕生日。ドイツのホルン奏者。

“モーツァルト/ホルン協奏曲第3番 K.447”

後に現代楽器でも吹き込んでいますが、これは古楽器による73年の演奏。ナチュラルホルンとはとても思えないと、当時話題となりました。作曲当時のホルンにはまだバルブなどなかったのです…♪

若くして亡くなった知られざる2人の作曲家も今日が誕生日です。

★大澤 壽人(1906.8.1 - 1953.10.28)誕生。兵庫県出身の作曲家。“ピアノ協奏曲第3番「神風」”

同時代人だった、プロコフィエフの協奏曲を連想します…♪

★ハンス・ロット(Hans Rott, 1858.8.1 - 1884.6.25)誕生。オーストリアの作曲家。

“交響曲第1番ホ長調”

生前の彼は、マーラーやブルックナーに大いに称賛され、将来を約束された存在だったのだそうです。夭逝の天才の系譜でしょうか…

★ジェリー・ガルシア(Jerome John "Jerry" Garcia, 1942.8.1 - 1995.8.9)誕生。カリフォルニア州出身のミュージシャン。グレイトフル・デッドのギタリスト。

”Grateful Dead - Touch Of Grey”

公式MVもすごく面白いのでぜひ御覧くださいw

デッドは、気が遠くなるような陶酔的に長いライブステージが本領なので、78年の映像をご紹介しておきます。思う存分、逝っちゃってください…(^^;

★ボズ・バレル(Boz Burrell, 1946.8.1 - 2006.9.21)誕生。イングランドのベーシスト、ヴォーカリスト。

キング・クリムゾンでの思索的なヴォーカルとベースラインが特に印象深いです。

“King Crimson - Formentera Lady” 1971

★ロバート・クレイ(Robert Cray, 1953.8.1 - )68歳の誕生日。ジョージア州出身のブルース・ギタリスト、シンガー。

”Right Next Door (Live)"

★ランブリン・ジャック・エリオット(Ramblin' Jack Elliott, 1931.8.1 - )90歳の誕生日。ニューヨーク州出身のフォーク・シンガー。

“If I Were A Carpenter”

★トミー・ボーリン(Tommy Bolin, 1951.8.1 - 1976.12.4)誕生。フロリダ州出身のロック・ギタリスト。

リッチー・ブラックモアの後釜としてディープ・パープルに加入。脱退後、2枚目のソロアルバムのリリース直後にドラッグ禍により急死。

当時、ジャケットの当て字「當墓林」が不吉だとしきりに話題になったものです。

“Post Toastee”

★アダム・デュリッツ(Adam Fredric Duritz, 1964.8.1 - )57歳の誕生日。メリーランド州出身のミュージシャン。カウンティング・クロウズのフロントマン。

“Adam Duritz of Counting Crows performs solo 'A Long December' (Live on 2 Meter Sessions)”

★中田 喜直(1923.8.1 - 2000.5.3)誕生。“夏が来れば思い出す〜” なんて悠長なこと言ってられない今日この頃ですが、子供の頃好きだった曲…♪

“夏の思い出”

★大友 良英(1959.8.1 - )62歳の誕生日。神奈川県出身のミュージシャン。

TVや映画音楽の作曲などで知られていますが、前衛音楽も含めてジャンルを問わない、多才というよりは鬼才と言うべきなのかもしれません…

高屋神社に登る途中の内陸側はこんな感じです。溜池がたくさんある香川ならではの牧歌的な風景に癒やされます(が、キツイですw)。

では、また明日〜♪

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