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アルメニアとアゼルバイジャンの紛争再開でトルコリラ爆下げ

27日、アゼルバイジャン軍がナゴルノ・カラバフをアルメニア軍を攻撃し、2016年以来最大の衝突となり現在も進行中であります。

(アルメニア軍が公開したアゼルバイジャン軍の戦車が破壊される様子)

アルメニアは動員令を発しアゼルバイジャンの侵略を警戒しています。今回の衝突に先立ち7月にも両軍は小規模な衝突をしていました。アゼルバイジャンがトルコと結託し戦争のきっかけを作ったとの憶測もあります。

アルメニアの通信社がトルコリラがまた下げたと報じました。確かに27日から既に暴落中で1TL≒13円程度のトルコリラが一層下げ幅を拡大しています。

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(出展:XE)

なぜトルコリラが思われる方も多いかもしれません。トルコはアゼルバイジャンの強力な同盟国です。世界はこの紛争の背後にあるトルコの影を感じ取っており、それがトルコリラの売りにつながっています。トルコが世界に挑戦的な態度を取り、海外への侵略を拡大する度にトルコリラの価値は下がり続けています。トルコが暴走をはじめた2016年はまだ30円程度の価値がありました。

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