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JAZZフルート。実は貴重なAis(A♯)レバー。

昨日はストリーミング用にレコーディングしてました。
音楽収入源の一つなので頑張ります。と言っても相当たくさんの方に聴いていただかないと。少しづつですが各々のストリーミングサイトのフォロワーも増えてきてるしできることはやる。ただそれだけです。
すごい世の中になりましたね。
世界中の人がPCやスマホだけで好きな音楽が聴けるよになったのですから。

さて今日は、運指について書いてみます。
フルート演奏家ならご存知の方が多いと思いますが、以外と使う機会のないAisレバー。
右手2の指の手前に突き出しているレバーです。

(画像お借りしました。)

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専門的になってしまいますがB♭もA♯も同じ音です。
一般的に異名同音と言います。

厳密には昔はちゃんとB♭の音、A♯の音と区別していたようですね。
しかし、現在のフルートは両音とも同じ運指を使っています。
B♭はブリチアルディーキーを使っての演奏が一般的ですが、実はジャズやボサノバの音楽を演奏するときにはこのAisレバーを使うと演奏がグンっとそれっぽくなります。

ちなみにドイツ語の場合は、C,D,E,F,G,A,H(ツエー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー)いわゆる(ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ)の後にesをつけるとフラットの音名になり、isをつけると♯の音名になります。
例えば、Ges(ソの音の後にesをつけているので ゲスと読みつまりソのフラットの音になります。)
また、Gis(ソの音の後にisをつけているので、ギスと読みつまりソの♯の音になります。)
例外はフラット系E、A(ミ,ラの音はEsエス,Asアスになります。)そして、Hの♭はB(ベーと読み、こちらも例外になります。)
英語のB(ビーと混同しないように。)

さて、本題に戻りメロディをジャズっぽくしたい、いわゆるフェイクしたい。というときにはこちらのAis(ラの#)レバーを使うことをお勧めします。
シの音が書かれている時に、Aisレバーからぐいっと。半音下から始める(フェイク)するのです。
この時は右手2の指の付け根を利用してみてください。
上から押さえるのではなくて指の付け根からぐいっとあげる感じです。
半音下の音からメロディの音にグイっとあげてみます。

これができるようになると、ジャズの曲を譜面通りに演奏するのであってもなんとなくフェイクして演奏できる一つのアプローチになります。
ジャズは譜面をそのまま忠実には演奏しません。
ゆえにメロディラインもフェイクして演奏します。
その時に大活躍するこのAisレバー。クロマチックでグイっと装飾をつけてみてください。

実は、ずっと気になったキーですが使い方がわからない。とか、知らなかった。というご意見が多いです。
特に知らなくても演奏はできるキーなので一生使わずにということもあり得るキーです。

でも、せっかくあるのに使わないと勿体無いですね。

ぜひ、ジャズフルートでもAisレバーは活用してみてください。
クロマッチアプローチでカッコよくね!!

今日のKONNODUO ナンバーはこちら。
「Atelier」 
連休中にホッと一息できる曲かな?

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