「なりたい職業が消えるかもしれない」世代と対話すること

今日も定時制の1年生の子が僕のかばん持ちでついてきている。かばん持ちと言っても、僕はバックを背負いながらいるので、付き添いだけ。かばん持ちについてはこちら↓(今日の子は自分で交通費を払っていたけど)

社長さんとのアポで会社訪問のあとにランチをしていた時の会話。

社長さん「将来は何したいの?」

生徒「えっと、実は最近、◯◯を目指していて」

と話していた。ただ、話として出ていたのは「でも、今はあったとしても将来僕がなりたい職業は消えるかもしれないですよね」ということ。

今の10代の子たち(僕ら含めて)は「なりたい職業が消えるかもしれない」世代なんだよね。オックスフォードの研究とかで2025年までになくなるかもしれない職業のことなども出ているし、今の高校生たちは職業とかの不安をツイッターとかニュースとかで日々見ている。それは高校生たちに限らない20代、30代ぐらいもそう思うようになってきたと思う。だから、将来の不安は消えないし、どうなるのかも見えづらい。

生徒のその話を思い出して「なりたい職業が消えるかもしれない」世代に対して学校でキャリアのことや仕事について教える意義があるのか考えていた(当然のことながらめっちゃあるんだけど)。でも、今の10代の世代と会話しながら学ぶこと、本当にいっぱいある。彼らは鋭いし時代性を掴んでいる。

そんなことを考えながら、今日も定時制高校の現場に僕はいた。みんな、またね〜。

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