掃除がしやすいお家としにくいお家　〜家事代行の現場から〜

掃除のしやすいお家としにくいお家がある。
薄々かはっきりか、程度の差こそあれ皆さん気づいておられることだと思う。
掃除の前提として必要なこと。それは整理だ。

当たり前の話だけれど、床にたくさんの物がおいてあると床の掃除はやりにくい。
テーブルの上や洗面所のシンク周りに物が溢れている。
その場合は掃除箇所を片付けるところから始めなくてはいけない。

でも片付けは掃除の範疇ではない。
片付ける場合は依頼宅の方といっしょじゃなければ勝手に片付けはできない。
でも家事代行の掃除中、ずっと掃除を見ておられるわけではない。

だから、物が溢れている所を掃除するときは、まず物たちをどかす。
そしてその下を掃除したら、どかした物たちは元の場所にもどすしかない。
これはちょっと残念なこと。せっかくピカピカにした場所がかくれてしまうから。

だからせめもの償いとして、上に置いてあった物たちも掃除する。
ボトル類は一つ一つ拭いて、向きを揃えて高さの順に並べる。箱類はホコリを落として角を合わせる。
そうするだけでも見栄えが良くなり気持ちいい仕上がりになる。

家事代行の掃除は実際に綺麗にすることはもちろん、仕上がりの見栄えも大事だ。
パッとみて綺麗になったとわかるようにすることで、依頼くださった方も気持ちが良くなる。
そして家事代行で掃除をした本人の満足度もあがる。

でも、でも、片付けられないことで、自分に欲求不満が残ることは否定できない。
だから勉強をして整理収納も引き受けることにした。
掃除とチャイルドケア、あと整理収納も元主夫の家事代行にご依頼ください。