観るつもりの映画の予告編は見ない方がいいと思っている

ネットには「予告編を見て喜ぶファンのリアクション」動画が多数公開されている。
既に固定ファンがいるシリーズものに顕著だ。
シリーズものの予告編を見てから映画本編を観る人が多数派らしいということに驚いている。

だって、そのシリーズのファンならばもう本編を観ることは確定しているから予告編を見る必要はないじゃないか。
僕はほとんど予告編を見ない。
あまり興味がない映画なら、見ても構わない。興味がある映画なら、できるだけ避ける。

自分が大好きなシリーズものの映画なら、絶対避ける。避けまくる。
予告編は見たくない。スターウォーズもスパイダーマンもゴジラも。
予告編をyoutubeに押し付けられそうになったら閉じる。

なぜなら大好きなものほど新鮮に体験したいからだ。
そして予告編は映画ではない。ＣＭだ。僕は映画をみたいのだ。
予告編は映画の新鮮な体験を邪魔するものだ。だから避けられる限り避ける。

映画『ザ・バットマン』もそうした。
本編を初見。新鮮に楽しめた。
本編を観てから『ザ・バットマン』の予告編を観た。

おお、こう切り取ったのか。たしかにアクションシーンはここを使うしかないよね。
このコピーはちょっとミスリードじゃない？うんうん、この音楽よかった！
なんて、本編を見た後の予告編は面白い。

映画は予告編で選ばない。
じゃあ、どうやって観る映画を選ぶのか。
４８年も生きていれば自分が観たい映画、自分が体験すべき映画はわかる、と思っている。

自分が見る映画の選び方は自分のためのものだ。
人には教えられないし教えても意味がないと思う。
見ず知らずの他人のレビュー評価で、観る映画を選ぶ人がいることにも驚いている。