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オビ=ワン論 中

エピソード2の冒頭、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーはパドメ・アミダラを警護するために彼女の家に向かっています。

パドメはアナキンが憧れている女性。
10年ぶりに再会する彼女のマンションに登るエレベーターの中で、アナキンはドキドキしている自分の気持ちをオビ=ワンに伝えます。

そんなアナキンを面白がってからかうオビ=ワン、ここまではいいです。師弟のほほえましい光景に見えます。


その後がイカン!


パドメと再会して舞い上がるアナキン。それでも仕事は仕事。彼女の護衛方法についての打ち合わせが始まります。
師匠が打ち合わせを進める途中で弟子のアナキンは自分の意見を言いました。

なんということでしょう。オビ=ワンは生意気なことを言うな!と意見を言ったアナキンを即座に叱りつけたのです。


好きな女の子の前で叱られる。

ティーンの男子にとってこれほどの屈辱があるでしょうか!?

しかもその直前のエレベーターで師匠にパドメが好きなことを伝えたところなのに。


(コイツ、なんにもわかってねぇ)アナキンの失望を思うと胸が痛みます。

現場主義でやるべきことをきっちりする人格者のオビ=ワン。
彼の唯一の欠点は『恋愛感情がわからない』ことだったのです。

それは本人の自覚のないままアナキンをじわりじわりとダークサイドに追い詰めていきます。


エピソード3で、アナキンとバドメは周りに内緒で同棲しています。

でもおそらく、それは周囲にバレバレだったと思われます。そんな描写はエピソード3の中のあちこちにあります。

みんな優しいから気づかないふりしてたみたいな。

なのになのにオビ=ワンったら!!!
…つづきます

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