Don't excuse!!(言い訳しない!)【メンタルブロックストラテジー・Vol.86】

「今のドラムが
分かりにくかったから…」

「あのギターカッティングだと
やりにくい…」

ついついジャムセッションでも
言ってしまいがちですが,

実際のところは
どうなのでしょうか?

ジャムセッションは,

いつも私も記事で
書いておりますが,本来は

「演奏の腕前関係なく,
セッションしたい方なら
誰でも参加できる」

はずなのですが…

もちろん全てのジャムセッションが
そうだとは言いませんし,

需要と供給の世界なので

そういうセッションが
良い・好きだ!という方も

少なからずいらっしゃるのは
重々承知しているので,

私もそれを否定する
つもりは全くありませんが,

・演奏テクニックの
応酬「ばかり」で,

本来アンサンブルのために
必要なプレイヤー間の

コミュニケーションが
置き去りにされている

・演奏能力的に
ジャムセッション初心者さんが

できることに合わせる事が
できるはずなのに,

合わせようとするのではなく
初心者さんを自分たちの
レベルに引き込もうとする

というような例もあると
聞いていますし,

実際に私も目の当たりに
したこともあります!

私自身,これには
とても強い疑問を感じます!

もちろん,演奏能力的に
それが出来ない人に

求めているのではありません!

またセッションによっては

・セッションホストが,
力量的に初心者さんを
カバーできるだけの能力が無い

・セッションホストの
入っている楽器に限りがある

などの,色々な条件は
あると思うので

それ自体を否定している
わけでもありません!

ただ,その
ジャムセッションのコンセプトに

「初心者さんはご遠慮ください」

だとか

「腕に自信のある方のみ
ご参加下さい!」

という事が明記して
あるのなら構わないのですが,

それを明記して
いない上での実質的な

「初心者さんが
入りづらい雰囲気」

「初心者さんが演奏
できる機会を作らない」

「初心者さんが入って
いるにもかかわらず,

明らかに難易度の
高い曲をコールする」

というような事を
セッションホストが
容認することは,

あってはならない事だと
私は考えています…

食べ物のアレルギー表示に
「卵」と書いていないのに,

実は卵が思いっきり
入っていました…

という事と同じくらい
マズイ事だと思うのです!

超一流のプレイヤーや
セッションホストを
観察していると…

どんな条件下でも
バッチリ周囲と
コミュニケーションを
密にとって,

最後まで演奏を止めずに
しっかり持っていきますし,

たとえその回が
ジャムセッションに

参加されるのが初めてと
いう方と一緒に演奏されても,

見事に演奏でカバーでき,

何かしらの問題が
起こってもすぐに
修正をかける事ができます!

そして見事にセッションを
成立させる事ができますし,

何よりそういう状況を
心から楽しんで
いらっしゃるように思います!

演奏能力だけでなく,周囲との
コミュニケーション能力や,

問題修正からの復帰力が
ズバ抜けて凄いのです!

絶対にその場の
状況に言い訳しません!

そのセッションでの演奏が
「キマる」のではなく,
「キメている」のです!

そして私はなにも,

「あなたもそうなりましょう!」

という事が言いたい
のではありません!

超一流プレイヤーや,
ホストのそういう所
(テクニックだけでなく
言動・考え方も含めて)を,

何かできる所から
少しでも吸収して,

少しずつでも
活かして行ければ,

もっと音楽を楽しめる
人口が増えると考えています!

そこに必ず大きな
ヒントがあるはずですし,

活きた知恵にも
つながっていくと思うのです!!

「自分にはどうせ無理」

と考えるよりは,

「どうやったらそれが
できるようになるだろう」

と考えるクセを少しずつ
つけて行けたら,

可能性が今よりも
グッと広がるのでは…?
と思うのです!

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