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日本は「以前より住みやすい国になった」というのは本当なのか?

皆さん、こんにちは。

先日、ふと目にした記事でこのような内容を取り上げていました。少し気になった記事でしたので、今回はこちらをベースに皆さんとお話出来ればと思っています。

日本は安い国になりつつあります。これは事実。そしてお金を持っている人にとっては、すごく快適な国です。ビジネスをするときには低い給料で人を雇えるし、オフィスでも住宅でも家賃が安い。ご飯が安くておいしい。治安もいい。

はい。私もこちらにはまったくもって同感です。

私は8月末に北海道から一度東京に戻ってきて、現在は西へむけてサーフトリップをしています。地方にいると「より」感じるのが生活コストの安さです。のん気にサーフィンしながらぷらぷら暮らしていても、贅沢をしなければそんなにコストがかからないのが現在の日本です。

ただし、これは「投資家」「経営者」といったいわゆる「資本家」にとってなんですね。というのも投資やビジネスに関しては「テクノロジーの進化」によって全世界に低コストで運営することが可能となりましたし、日本に拠点を持っていれば他の先進国の都市と比べれば高品質・低コストですむことは紛れもない事実です。

眞子さまのご結婚報道でニューヨークの家賃の高さが話題になっていましたしね(笑)。

一方でサラリーマンの方などは給与はここ30年くらい横ばいで税金や社会保障費は値上げされ、可処分所得は低下していると感じる方も多いかと思っています。

また、日本人からすると東京の不動産もだいぶ高止まりしているように思いますが、世界の都市と比較するとまだまだ割安のため、外国人投資家中心に「買い」が進んでいるため価格が下がらないんですね。

大切なことは「変化に適応すること」

今まで以上にスピーディーにかつ大規模に変化が起きているのが現代です。世の中が大きく変化しているのに現役の皆さんの価値観が前世代の方々の価値観に引きずられている事も多いのではないでしょうか?

日本の大学を卒業して大企業に入り、ある程度の年齢になったらマイホームを買い、老後は年金で悠々自適…。このような生き方を否定するわけではないですが、この生き方で皆さん全員をHappyにすることが出来なくなっているのが現実です。たぶん皆さんも頭では理解しているのでしょうけどなかなかこのレールから踏み出せないのかもしれません。

この「レール」という縛りから踏み出している典型的な職業が「YouTuber」ですよね。たぶん前世代の方々からすると到底理解し得ない生き方かと思いますが(笑)、これはこれで理にかなった現代の人気職業です。

一見、非なるモノですが、実は「金融」と「Youtuber」って基本的にベースは同じです。両者とも「レバレッジ」をかけて儲けるという点では。

金融は「自身の与信」に対してレバレッジをかけ「お金」に働いてもらいますが、YouTuberは「自身のプライベート」に対してレバレッジをかけ「コンテンツ」に働いてもらっています。

また、良くYoutuberは一時的な職業だという意見があります。そこは否定しません。ただ、ある程度まとまったお金を持った後は、金融と同じくその後は「投資家」になれば良いだけなんですね。まとまったお金を稼ぐことが難しいわけで、それが出来てしまえばあとは結構選択肢があるんですよね。

むしろYouTubeの方が参入障壁が低く、たくさんの方に可能性があるという点ではより公平・平等な職業と言えるかもしれません。

白でも黒でもない「グレー」な生き方

とはいえ、私は皆さんに今から「YouTuber」に転身しろと言っているわけではないですよ(笑)。お伝えしたいことはモノゴトには「普遍的な原理原則はあるけれども、その表面は時代時代に合わせて常に変化している」ということです。また、逆に言うと一見異なるモノでも中身は実は同じということもたくさんあるということですね。

ただ、そのような「本質的に同質」なものをいきなり見分けるというのはこれはこれでなかなか困難です。出来れば少しずつ慣れてリスクを低減していきたいところですよね。

一昔前であったら、このレールから外れることは多大なリスクを背負い「不退転の決意」でのぞまなければなりませんでしたが、今のご時世そんな必要はありません。

サラリーマンをしながらでも起業は出来ますし、パラレルワークで収入の複線化も可能です。いろいろお試しできるので、事前に自身にあうことやポテンシャルが高いものを見極める「お試し期間」を得ることが出来ます。その上である程度メドが立った際にリソースを集中投下すればよいのです。

現代は「ダイバーシティ」が叫ばれている時代です。こちらはよく「多様性」と訳されることが多いですが、突き詰めていくと「白でも黒でもないグレーでも許される」ということかなと思っています。

せっかくこのような「錦の御旗」があるのですから、今までの価値観から外れたことをいろいろやってみることは決して悪い事ではないと思いますよ。

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