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【心理学】ハロー効果

今日から使えるビジネス心理学 第18弾です!

今回お話しするのは「ハロー効果」です!

この心理効果はWebマーケティングにも使える心理学なので是非覚えていて下さい!!

それでは早速行きましょう。


ハロー効果とは

ハロー効果とは、ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。

難しいですよね。簡単に言うと、
1つの特徴に引っ張られて対象を歪めて見てしまう。ということです。

ちなみに、「ハロー」って「こんにちは!」って意味ではないですよ〜!「ハロー(halo)」は「後光」や「光輪」を意味する言葉です。そこから「後光効果」「光背効果」とも呼ばれてます!

ハロー効果が現れる例

面接試験
面接の場でもハロー効果はよく出ます。面接官は短い時間で相手のことを理解しなければなりません。なので目から入る情報はかなり左右されます。

こんな実験が行われました。モデルの女性2人ずつ、一般の女子大学生2人ずつの計4人に模擬の就職面接試験を受けてもらい、面接官には2人だけを合格させるなら誰にしますか?というテストをしました。その結果、モデルは2人とも採用となり、一般の大学生は2人とも不採用となりました。

だからこそ、第一印象や見た目や服装に気を使わなければならないということですね。

誘拐の社会実験
海外のYouTubeでこんな実験もありました。
迷子のふりをした子役が道端で泣いてると、スーツを着た男が親だと主張し、子供を連れて行きます。すると周りの人は止める様子はありませんでした。

しかし、今度は同じ人が服装が少しボロボロで貧乏そうな格好で連れて行こうとしました。すると周りの人は全力で止めて、本当に親か疑い始めました。

この役は同じ人でも、対応に雲泥の差があるので、ここでも見た目によって、その人がどういう人かという印象が勝手に決められます。

確かに英語がは話せるだけで仕事ができるのかなって思ってしまったり、小物のブランド品を持ってるだけでお金持ちなのかなって思ってしまいますよね。


ハロー効果は2種類ある

ある特徴によって物事の印象が変わるのがハロー効果です。

つまり、良くも悪くもなるということです。

良い方へ働くのがポジティブハロー効果。
悪い方へ働くのがネガティブハロー効果。

それぞれの例を出しますね。

例えば「綺麗な肌が手に入る化粧品」というより「あのローラが愛用してる美肌化粧品」と記した方が、ローラをイメージし、その化粧品に対するイメージ歪み、印象が良くなります。
(ポジティブハロー効果)

しかし、そう言った起用した女優や俳優が問題を起こしてしまったとします。するとその女優や俳優のイメージが悪くなり、その商品に対するイメージも急激にダウンします。
(ネガティブハロー効果)

ハロー効果をwebマーケティングで使うには

人はその商品そのものではなく、外部要因の影響を受けます。

これは以前やったウィンザー効果と似てますね。

是非チェックしてみてくださいね!


外部要因になるのは以下のようなものが挙げられます。

・口コミサイト
・自分と繋がりのある人間の評価
・Twitter・Facebook等のSNS
・専門家の意見
・受賞歴
・売上数、売上金額などの数値データ

これらの情報、評価や実績などがあるとその商品に対するイメージが良くなるので使ってみてください。

まとめ

いかがでしたか?

特徴によって印象を歪めてしまうハロー効果。

これは諸刃の剣です。実績を載せるにしてもあまりにも誇張しすぎた表現などを書くとイメージは悪くなります。

使う際は十分注意してくださいね!

それでは、皆さんまた明日!

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