見出し画像

【姿勢】トレーニングで筋肉の効きが左右で違う理由

上半身の種目で筋肉の効きに左右で違うなら、肩の位置がズレています。

鏡を見ても肩の高さが違うことに気が付けません。

歯を磨くとき、トレーニングをするとき、自分に見慣れすぎて、その姿勢を左右対称だと勘違いをしているからです。

一度、スマホで姿勢を撮影してみましょう。全身が映してください。

鼻筋〜足幅の真ん中に線を引き、左右の肩にも線を引き、2つのラインが直角なら、左右対称な姿勢です。

身体の軸と肩の高さに違いがあるなら左右非対称です。3つの問題が考えられます。

①肩の高さがズレている
▶肩甲骨や上腕骨にある筋肉が硬い or 弱い

②身体の軸がズレている
▶肋骨や骨盤、全身の筋肉・感覚・重心のバランスが崩れている

③肩・身体の両方がズレている
▶肩甲骨周囲・全身の両方が崩れている

肩の左右非対称は、一人ひとり原因が違います。

肩甲骨のエクササイズをしても改善しないのは、肩甲骨に問題がないからです。

パーソナルのお客様で、こんな方がいらっしゃいました。
「肩のインナーを鍛えても、BPで肩前面の痛みが治らない…」
「胸や背中で、左右の効きが違う…」

評価をすると、肩や肩甲骨は正常で、右の肋骨を支える腹斜筋群に問題がありました。

これは「②身体の軸がズレている」に当てはまりますね。

右肩が下がっている姿勢なことをお伝えすると、「気が付かなかった…」と驚かれていました。

姿勢の調整と腹斜筋群のエクササイズで、ベンチプレスで肩痛が治り、筋肉も左右対称に戻りました。

セルフチェックのコツは、客観的に見ることです。

姿勢を撮影して、左右差がないかじっくり観察すると、違いが見えてきます。

ケアをしても身体の不調が治らない人は、ぜひトレーナーに見てもらいましょう。

悩みを先延ばしにせず、原因と対策を知れると、楽しくトレーニングを続けられます!

▫パーソナルってどんなことをする?(オンライン含む)

▫予約HP

▫公式LINE(お問い合わせ、ご予約)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 皆様から「サポート」や「シェア」をしていただけると今後の活動の励みになります。