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【巨人】ブルペンを増員せよ

シーズンも佳境に入りつつあります。巨人は一度は首位に立ったものの、一番大事な時期にほとんどの選手が低調で、なかなか波に乗れません。

そんな中で、首脳陣の采配でどうも引っかかって仕方がないところがあるので、今回はその点を書いていきたいと思います。

先発ローテ5人制を採用中

以前に、こんな記事を書きました。

「最近は先発ピッチャーが100球しか投げないけど、それなのに中6日で回るってどうなの?」という趣旨の内容です。これは今年の巨人にも当てはまる内容です。

ところが、巨人は直江の先発ローテ入りを諦めたことをきっかけに先発ローテーション5人制を採用しました。

たしかにあまり良い結果は出ていませんが、6人目の先発ピッチャーの質が低すぎますし、全体的に先発ピッチャーがイニングを食えていないので、仕方ないと思います。大事な時期に6人目の先発を削ることができるのは大きなメリットになります。

先発5人制なのにブルペンは一緒

ただ、先発ローテーションを5人制にしたのに、ブルペンは先発6人制の時と変わらず8人です。これはどう考えてもおかしいです。

先発5人制ということは、毎週5イニング投げる投手を1枚欠いて戦うということです。そのほとんどを残りの先発投手が補いますが、全体的に先発投手が食うイニングは減りますので、ブルペンの増員は絶対に必要です。

必要な時に必要な投手を

最近は負けが多い巨人ですが、必要な時に必要な投手を供給出来ていません。特に大江と畠はイニングを跨ぐ登板が多く、大量ビハインドの場面での登板も散見されます。大江は14日のDeNA戦で5点ビハインドの8回から2イニングを投げて4失点を喫し、ついに登録抹消となってしまいました。

ブルペンの人数が少なく、必要な時に必要な投手を供給出来ていません。ついに大江は稼働不能になってしまいました。先発投手を5人で回すならブルペンは8人から9人に増員すべきです。

その代打 本当に必要ですか?

投手はブルペン人員が不足している状況ですが、野手は相当贅沢な起用をしています。9月14日のDeNA戦では、8回裏に吉川に代打ハイネマン、松原に代打北村と1.2番に連続代打を起用しました。翌日15日には中島に代打丸を起用しました。

この代打って、本当に必要なのでしょうか?
そもそも、強打者が配置されるはずの1.2番に代打が必要と判断する選手を置いている時点でおかしいですし、好調をキープする中島に代打丸は必要性を感じません。

控えの構成をよく考えてほしい

私は坂本、岡本、吉川、松原、中島の5人に代打なんて一切必要ないと思います。梶谷が離脱中、丸やウィーラー、中田らが揃って低調な状況で、現状この5人を信用できなくて誰を信用できるんでしょうか。彼らに代打を出してまでブルペンを8人で運用して必要な投手を潰すなんて言語道断です。

ブルペンは必要な場面に必要な投手を注ぎ込める体制を整えること
野手は本当に交代が必要な選手に代打や守備固めを送り込むこと

この2点を徹底して必要な時に必要な選手が供給していかないと、チームの状況は好転しないと思います。

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