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仕事の数だけやさしくなれる

日々の気づきを記録するタケダノオト、第五回。

青年海外協力隊としての活動を終え、2年ぶりにアフリカ・ルワンダから日本に帰ってきました。

もろもろの身辺整理が住むまでは、実家の熊本に滞在中。

帰国後初めてスーパーマーケットに行ってきました。

協力隊の前はお菓子メーカーの営業として働いており、仕事でもプライベートでもスーパーにはよく足を運んでいたんです。

営業と言ってもオフィスでの商談だけじゃなくて、現場の店員さんと企画を練ったり、売り場を作ったりしますからね。オフの買い物も市場調査になりますし。

久しぶりに見る日本のスーパー。無機質、無秩序に意味もなく並べられたルワンダのスーパーとは全然違います。

節分やバレンタインに合わせてにぎやかに装飾された売り場、買上げ点数アップのために肉と並んで置かれている鍋のスープ、同期が担当しているブランドの新商品――

そんな売り場を見ていたら、スーパーにかかわる人たちの仕事ぶりが伝わってきて、思わずグッと来てしまいました。

昔はそんなことまったく気づかなかったけど、お菓子メーカーで働いたおかげで、今ではスーパーにかかわる人たちの努力と工夫が分かります。

もしかしたら、学生のときは「スーパーで働くのって、なんかダサいな」なんて思ってたかもしれません。でも、今は絶対にそんなこと思いません。

華やかではなくても、誰かのことを思って成された仕事は美しい

それが分かるのは、その仕事をやったことがあるからこそ。

そう考えると、人は仕事の数だけやさしくなれるのかもしれません。

動画配信をしてみたらYouTuberの大変さが分かりますし、記事を書いてみたらブロガーやライターの難しさが分かります。

仕事から得られるのは、お金やスキルだけではないですよね、きっと。

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