秘伝のタレ

　たまに、また同じようなことを書いているな、と思うことが多々ある。

しかし、思うことが例え似たようなものであれ、過去に考えた時に比べて解像度は上がっている感覚を覚えており、それを忘れないために都度アップデート記録を残すような意識で遺している。

常に「初めて」のような気持ちで綴っているし、何よりも自分自身の頭に定着させていくためのメモのような形でこうして思うがまま、世間的にさんざん擦られたことでも何でも、つらつらと綴っていく作業が楽しい。

思考や発想を醸成する → 実践の機会が良くも悪くも訪れる → 実践で答えあわせを行う → 思考や発想を醸成する → 実践の機会が（略）といった感じで、常に手を休めないためのルーティンができつつある。

秘伝のタレをつぎ足しつぎ足しで、より濃くしていくイメージ。これを繰り返すことによって、無意識に自分の思考体系を、どんなシチュエーションでも無理なく引き出せるような体勢を整えておきたいのだと思う。

ただ、僕の場合は思考を醸成していくことで、感情を固めていくよりもむしろ武装解除をしていきたい気持ち、いわばニュートラルに「判断をしない」透明な存在になりたい、といった一見矛盾する感覚を持ってはいるのだけれど。そう考えると、タレを濃くするというよりも、むしろ薄く希釈していくイメージなのかも。

そんな感じで続けていたら、いつの間にか 300日経過していた。

これからもマイペースに続けていきます。

今日はこんなところで。