tradition

“伝承”っていいな。字を見てそう思う。

で、その次が口伝と口承をそれぞれ。
うん。やっぱりいいなあ。中身が湧かずとも、にこにこ頷いている。

頭の中をたどると、この容量が溢れない分に収める手ほどきについて、上にも下にも良いものだと思える。
「まずは、やってみようか」と放り投げる手も一つだけど。それらを地域の学生さんらが真似したくなる、どちらの心にも通う始まり方と始め方なんだろうと。

明日。わたしが生まれ育ち、今も暮らす島、奄美大島周辺にて継がれる行事『八月踊り』を見に行く。本来は今夜が自分の地元でも踊る日であったけれど、荒天のために中止となってしまった。ちょっと残念である。
昔々は連日ぶっ通しで夜を明かしたと聞くし、今の時代でも場所によっては数日続けられる歌と踊りの場であるという。

ここ最近の「ちょっと気分がハイ寄りに見える」とは、周りからの評価なんかもとりあえず(そもそも平常心を保ちつつ年一単位の楽しみと向き合うなんてね)。
飾って言うとすれば、一代前と後との接点を探す旅へ出る。
ええと、何のことやら。
おそらくは、きっと、さっきの「手ほどき」だ。人が踊りの輪を成す工夫を我が身をもって学びに行こうかなと。

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