あぁ、信頼のネット情報?出産レポ①

月日は流れて、
私は無事に出産予定日を迎えていました。


「一人目は、予定日より遅くなるもんよ。」

そんなありきたりな予見さえ、
義母から投げ掛けられると素直に認めたくないのが嫁の性=さが=です。


なんか悔しい...

そんな私の思いとは裏腹に、
予定日当日の健診で子宮口は1cm。
まだまだだね、との言葉を手土産に病院を後にしました。


さらに一週間経った日の夜、
ついにおしるしがありました。
トイレに腰かけたまま、その場で検索すると「一週間以内」に生まれてくる、との
“ありがたい”知見が得られました。
=すんなり受け入れる人=

トイレから出てすぐに、ソファで寛ぐ夫に報告しました。
「初産だし、一週間以内だから
まだ仕事休んだりしなくていいよ。」

立ち合い希望していた夫は念のため、
その場で近々もしかしたらもしかする旨を
上司に連絡していました。
(産院では、コロナ渦でも同一家族の立ち合いが認められていました)

その日はそのままベッドへ入り、眠りにつきました。

まだ夫が寝静まる、カーテンの隙間から薄日が差し込み始めた頃、
私は久々の生理痛に似たお腹のハリを感じ始めていました。

これが、前駆陣痛なのかな・・?

生理痛メジャー出身の私にとって、
(https://note.com/norarikurashi/n/n4ae3c6da2b12)
まだ到底、痛みと呼ぶに及ばない規則的な
ハリを感じながら、布団の中でただお腹を撫でて目を閉じて過ごしました。

夫に伝えては大袈裟に休もうとするだろうと出勤する時には特に伝えずに見送りました。
そして、産休に入ってから毎朝日課にしていたストレッチをその日は念のためパスし、
リビングで寛いでいました。


午前10時を過ぎ、痛みを伴わないハリはまだキリキリと続いていました。

まさか、ねー
本番の練習のつもりで、初めて陣痛アプリを立ち上げ、ハリに合わせて記録を付けてみると

・・・これは10分間隔...なのか?

でも全然痛くないし、陣痛がこんなもんで
済むはずがない!

いつか収まるはずの前駆陣痛の合間は、
とにかく全身の力を抜いてリラックスし、
たくさん息を吐き、
来たる「一週間以内の」出産に備えイメトレに励んでいました。

つづく



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?