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P社ワクチン暴露動画、SNS&メディア検閲と闘うアメリカ🇺🇸、そして日本🇯🇵

プロジェクト・ヴェリタス・暴露動画の余波

発端:ハニトラによる暴露動画「ワクチン開発のために、変異株作ってる!?」

プロジェクト・ヴェリタスがいつものハニトラ戦略により、R&D戦略業務部長というP社幹部による、ワクチンにまつわるP社での開発秘話を暴露してしまったという件については、前回のコラムで紹介させていただきました。

”変異、先取り”で、ワク開発は”Cash Caw”ーーP社の幹部、デート相手に機密漏洩!?【PV暴露動画】

P社幹部がデート相手に語ってしまった、ポイントは下記のような感じです。

これまで「CDCやファウチ博士はなんか変だ」「ワクチン推進がおかしい」のような疑問を持ってこられた方にとっては、特に驚くような内容ではないかと思います。

ああ、やっぱりそうですか。

くらいの感想ではないでしょうか。P社の社員はこれまでも数回、プロジェクト・ヴェリタス(PV)のハニトラ暴露動画への参加に引っかかっており、「社外でワクチンの話をするな!」という通達が社内に出ていたそうなのですが(この通達のことも、暴露動画内でデート相手にペラペラ・・・)、PVがすごいのか、P社社員がある意味すごいのか・・・。「また引っかかったのね」という方をむしろ驚いていました。

しかし、今回の暴露動画、どうも私たち(”新型科学”の利権グループが怪しいと思っている人たち)が思っている以上に、アチラさんたちにとってはまずいもののようです。このことはPVの創業者でジャーナリストのオキーフが「”暴露”の暴露」をP社幹部に伝えた時の、異常な反応にも現れていたのですが、その後、日米でいろいろな余波が起こっているようです。

PV暴露動画公開後の余波

PVはこれまでもワクチンやコロナにまつわる数々の暴露、内部告発の動画を公開してきました。そのどれもが「ああ、やっぱりそうだったのか」と、オールドメディアでは、”陰謀論”と一蹴されていたようなことが陰謀論でなかったことを証明してきました。とはいえ、これらの暴露は、CDCやファウチ博士をはじめとする”新型科学”を信じている人々にとっては、衝撃の事実であるはずにもかかわらず、メディアは、PVが存在しないもののような態度をとってきました。

大手メディアが報じないーーーという点では、今回の暴露動画も同じです。FOXニュースが取り上げていたくらいでしょうか。しかし、今回は、いつも以上のパワーを持って、この動画の拡散を止めたいようです。

コラムでもリンクを貼り付けた、暴露動画ですが、残念なことに、YouTubeから削除されてしまったようです。Daily Wireの記事によると、削除される前までの、同動画のYouTubeでの再生回数は、2000万回以上あったようです。

前回のコラムで引用した動画の現在の様子

YouTubeの他に、Facebook等でも検閲が入っているようです。

日本人の参戦と、それに応えるPV

PVのTwitterを見ていたら、「あれ?日本語?」と思ったら、削除されてしまった本物の動画の代わりにと、日本人グループにより作成された”検閲を逃れる術”を使った動画が公開されていたようで、それをPV社が認識し、自社SNS上で紹介していたようです。

さらに・・・。

日本人がTwitterのイーロン・マスクに、日本語のTwitter上でPVの動画が検問を受けていないかどうかの確認をとったようなのですが、そのこともPV社で紹介されていました(私自身、Twitterを使っていないので、日本語サイト上での検閲状態はよくわかりません・・・)。

この日本人の投稿に対して、イーロン・マスクが日本語で答えるという展開。

日本好きの一部のアメリカ人を除いては、アメリカで日本のことが注目されるということはなかなかないことかと思います。おかしくなったアメリカと闘っているPV社のSNS上で、日本人のことがこんなに取り上げられていることがとても嬉しくなりました。

P社の声明

今回、P社も声明を出すことになったようです。Daily Wireの記事から引用させていただきます。

  • 最近、当社の機能獲得研究および指向性進化研究に関連する疑惑が提起されており、当社は記録を整理したい

  • (商品名)ワクチンの進行中の開発において、当社は、機能獲得または指向性進化研究を実施していない

  • 共同研究者とともに、オリジナルのコロナウイルスを用いて、懸念される新型のスパイクタンパク質を発現させる研究を行ってきた。この研究は・・・。

    • 公衆衛生当局によって懸念される新たな変異型が特定された時点で実施

    • 新たに同定された懸念のある変異体を中和する抗体を誘導する既存のワクチンの能力を迅速に評価する方法を提供するもの。

    • データはピアレビューされた科学雑誌を通じて公開され、ワクチンの更新が必要かどうかを判断するステップの一つとして利用している。

    • 通常コンピューターシミュレーションのみを含むが、"完全なウイルスが既知の機能獲得変異を含まない限られたケースにおいて、そのようなウイルスは、細胞における抗ウイルス活性の評価を可能にするように操作されるかもしれない”

えっと・・・・。ど素人の私には、結局、機能獲得実験をやったんだよね?としか思えないのですが・・・。

PV暴露動画にも出演された、ロバート・マローン博士のコメントは以下のとおりです。科学者目線でも、これは機能獲得実験だと思えるようです。

  1. ファイザーの弁護士は、R&B戦略業務部長をバスの下に投げ捨てなかった

  2. 彼の発言に対する否定はない

  3. 彼がファイザーのスタッフであることを否定していない

  4. オリジナルのWuhan-1に新しいスパイクの配列を入れ替えることは、技術的には機能獲得研究である

PV社、検閲に対する反撃

ネット上で検閲されるなら、リアルで応戦!

まずは、おもしろいところから。PVのLEDトラックが1月31日、ニューヨークにあるP社のワールド本社に凸したようです。

トラックの背面に映し出されているのが、うっかり暴露してしまった、P社幹部です。側面でメイクを持っているのがPV社のオキーフ。

このトラックの横を通過して本社に出社する、P社社員はどういう気持ちだったのでしょうか?

自分は自分の仕事をしているだけ。
家族のため、生活のため、仕事をしているだけ。

もちろん、ワクチンが出来上がった当初は、一社員では、知り得なかったことも、いろいろあったかもしれません。しかし、コレが原因で亡くなったかもしれない、少なくない人がいる中でも、まだ、この態度を貫くのでしょうか?

そのような疑問を持っていたところ、PVの暴露動画に対する検閲についての内部告発があったと、PVが発表しました。このトピックスの前に、トラックネタのツイートをもう1本。PVの暴露トラックは、マンハッタンの夜景にもなったようです。(Twitterには動画があげられています。)

YouTube社員、検問に関する社内通達を内部告発

PV社ツイートによると、YouTube(Google社)の中に、P社暴露動画に対する検閲に関する社内通達を、PV社に内部告発した人がいたようです。

PV社、Youtubeの内部告発者がP社暴露を扱う従業員に配布された「緊急ガイダンス」文書をリークしたと主張(1月31日付け、Daily Wire)

PV社Twitterに投稿された、”2023年1月27日付けで即時有効”"とされた緊急ガイダンスに書かれてあったことは次の通りです。

https://twitter.com/Project_Veritas/status/1620193873875320834/photo/1
  • プロジェクト・ヴェリたすがアップロードしたP社関係者が登場するクリップが、プラットフォーム上で急速に広まっている。

  • この動画全体がアップロードされると、コロナワクチンは効果がないという断定的な主張をする、ワクチン誤報ポリシーに違反するタイムスタンプが含まれている。

  • そのため、十分なEDSA/CRCが含まれていない限り、削除されるべき。

”本コンテンツの再アップロードを検討する際は、必ず以下の点を確認すること”として、STRIKE(6089)にする場合と、APPROVE (9008)と具体例を提示しています。そして、このような対応が必要な理由を、「このコンテンツの違反的な再アップロードを削除することは、ヴェリタスに関する有害な誤報を広めるため、重要」とし、アクションが求められる対象者を”メディカル誤情報緊急対応に携わるすべてのエージェント”、本ガイドラインを即日導入するような指示になっています。

米国議会でも、 ハリエット・ヘイジマン下院議員が参戦!

そのような中、ハリエット・ヘイジマン下院議員がSNS企業やメディア企業による検閲問題に関するホットな話題として、プロジェクト・ヴェリタスの動画がYouTubeとFacebookで検閲を受けたことに関して言及します。ヘイジマン下院議員は、ワイオミング州から共和党候補として立候補し、昨年の中間選挙で初当選したばかりの議員です。ワイオミング州といえば、打倒・トランプを掲げていた共和党員、リズ・チェイニーの牙城だった場所。トランプ大統領の推薦を受けた、ハリエット・ヘイジマンが当選しました。

2020年に続き、怪しい選挙が行われた州もあったと疑われている2022年の中間選挙ですが、下院は共和党がなんとか過半数を獲得しました。共和党には、ファウチ博士やCDCをはじめとする”新型科学”の利権グループや、ジャーナリストのふりをした取り巻き広報部隊をしっかり追及してほしいです。

ミシガン州の議員団がP社に質問状を出す

PV社の暴露動画を受けて、ミシガン州の16人の議員が1月26日、P社に質問状を出したようです。世界の公共政策を牽引している企業として、また、アメリカ人の税金を使ってワクチンを開発した企業として、P社には取り組みの透明性と説明責任があることも言及していますが、まさにこれ。

”嘘つき”はどちらか?

PV暴露動画をどうしても陰謀論にしたい人たちの中には、P社幹部が科学者じゃないというようなことを言っているようです。

実際、”(デートと見せかけた)暴露(動画の撮影したよ)の暴露”をPVのジャーナリスト、ジェームス・オキーフがP社幹部に行った時、P社幹部(ジョードン・ウオーカー博士)は自分は単なるコンサルトで、科学者ではないようなフリをしていました。

しかし、彼の肩書きは、LinkedInという職歴・学歴等にフォーカスを置いたSNS上で、PVが動画公開時にすでに確認していたことでした。さらに、追撃するかのように、PVはさらにこれを裏付ける資料として、P社幹部が自身の名前で書いた論文が存在することを突き止め、Twitter上でシェアしています。

  1. ボストン・コンサルティング・グループ COVID-19 治療薬の近未来展望

  2. 前立腺生検陽性コアの被膜縁への接近は、前立腺摘出術における側方特異的な被膜外進展の予測に役立つか?

  3. 尿道萎縮に関連する臨床的リスクファクター

  4. 前立腺生検針のホルマリン消毒は、生検後の感染性合併症を減少させる可能性がある

  5. 経直腸的超音波ガイド下前立腺生検後の感染性合併症の軽減:システマティックレビュー

  6. 大腺の前立腺肥大症に対するロボット支援 vs 開腹単純前立腺切除術:周術期および短期転帰の傾向スコアマッチド比較

専門は前立腺のようですが、これだけ論文を書いているということは、科学者であるようです。さらにコロナについても(1)のような論文を出しているようですから、「僕は素人で、デート相手にええカッコ見せようとして嘘ついた・・・」みたいな言い訳は、信ぴょう性が低いように思われます。

科学界からコロナ騒動を反省する声が出てきた!?

この騒動が行われる中、左翼メディアだと思っていたニューズウィークに興味深い記事が上がっていました。

科学界は、コロナを見誤っていたこと、それが命を奪ったことを認める時が来た ーーケビン・バス、医学部博士課程在学中

彼は、医学生および研究者として、コロナに関する公衆衛生当局の取り組みを断固として支持したと言います。それは思いやりと勤勉さ、そして科学的な専門知識を持って、私たちの人生で最大の公衆衛生上の危機に対応したと信じていた彼は、ロックダウン、ワクチン、ブースター等のコロナ政策を支持していたようです。

しかし、私は間違っていた。科学界の私たちは間違っていたのです。
そして、そのために人命が犠牲になった。

CDCからWHO、FDA、そしてその代表者まで、科学界は、自然免疫と人工免疫、学校閉鎖と病気の伝播、エアロゾルの拡散、マスクの義務付け、特に若年層におけるワクチンの効果と安全性など、自らの見解と政策について、繰り返し証拠を誇張し国民を欺いてきたことが、今ならわかる。これらはすべて、後知恵ではなく、当時としては科学的な誤りであった。

https://www.newsweek.com/its-time-scientific-community-admit-we-were-wrong-about-coivd-it-cost-lives-opinion-1776630

彼が考える”科学的な誤り”がどういうものかかといえば、次のようなものが挙げられていました。

  • 個々の誤りよりも重要なのは、科学界のアプローチ全体にいかに本質的な欠陥があったかということ

  • 私たちが正しく理解していなかったのは、科学的専門知識がどのように使われるかは好みによって決まるということ。私たちの好みは、実際、私たちが奉仕している多くの人々とは全く異なるかもしれないということ

  • 自分たちの好みに基づいて政策を立案し、それをデータで正当化した

  • 私たちの取り組みに反対する人たちを、見当違いの、無知な、利己的な、邪悪な存在として描いてきた

  • 私たちは科学をチームスポーツにし、そうすることで科学を科学でなくしてしまった

これらの過ちの具体例として挙げられていたものに、次のようなものがあります。

  • ファウチ博士がトランプ大統領を敵視し、公衆衛生界のヒーローになったとき、私たちは彼が間違っている時でさえ、彼が望むことをし、支持を与えた

  • 政府はこの言論(政策への懸念)に、科学的無教養と無知による”誤報”のレッテルを貼り、ビッグテックと共謀して積極的に弾圧し、政府の反対者たちの正当な政治的懸念を葬り去った

  • パンデミック政策は、労働者階級の上に立つことを自任するアメリカ社会のごく一部の人々ーー高学歴で特権階級である学界、政府、医学、ジャーナリズム、技術、公衆衛生のメンバーーーによって作られた

このような科学界の過ちがもたらした結果が何かといえば・・・。

私たちは、国民に相談することなく、国民のために政策を作り上げた。
もし公衆衛生担当者がもっと傲慢でなければ、
アメリカにおけるパンデミックの経過は全く異なったものになり、
失われた命もはるかに少なかったかもしれない。

”新型科学”のゴリ押しのために、失ったものというのは、あげればキリがないのですが、特にイベルメクチンやヒドロクロロキシン等の既存薬による効果的なコロナ治療が、ワクチン利権のために散々陰謀論扱いされたり、治療妨害をされてしまったことは、本当にひどい話でした。目の前に苦しむ患者がいて、助けられるかもしれない治療法があるにもかかわらず、”何もしない”という選択を医師は取ったのですから。
この一件だけでも、どれだけの尊い命が失われてしまったのか・・・それをP社幹部は、「ワクチンは”Cash Caw(金のなる木)”」と笑いながら話していたわけです。

実は、このコラムと並行して、私はなぜアメリカで、空っぽなリベラル(左翼)エリートが育ってしまったのか、なぜリベラル・エリートはファウチ博士やCDCらの唱える”新型科学”が主張する”明らかなウソ”に気がつけないのか?というようなコラムを書いていたところでした。ちょっと批判がすぎるかなと思って、少し冷静になって書いてみようと思っていたのですが、そこで批判したかったことの一部が、科学界に属する人の中から出てきて、ちょっとだけ「わかってくれたんならいいけど」という気持ちになっています。

彼の記事を全文引用させていただきたいくらい、「そうだよね、そうだよね」という感じですので、ぜひリンク先の記事の方もご覧になっていただければと思います。とはいえ、科学者ではない私の立場で彼の記事を読むと、彼はやはり科学界の住人で、批判に甘さが残っていると思います・・・って、やっぱり私の怒りは抑えきれていないようです。

私が彼が甘いと思うのは、下記の点です。

私が今回の記事を書く動機は単純だ。科学に対する国民の信頼を回復するためには、科学者はパンデミックの際に何が正しくて何が間違っていたのか、そしてどこにもっと良い方法があったのかを公に議論すべきなのは明らかだから。間違ってもいいし、どこが間違っていたのか、そこから何を学んだのかを認めてもいいと思う。それが科学というものの本質なのだから。しかし、多くの人が集団思考に凝り固まり、公の場で責任を取ることを恐れるあまり、これを避けているのではないかと懸念している。

https://www.newsweek.com/its-time-scientific-community-admit-we-were-wrong-about-coivd-it-cost-lives-opinion-1776630

人間なのですから、間違うことはありますし、間違いから学ぶことは大切なことです。しかし、この反省は1年遅いと思います。2022年の今頃には、様々なコロナ政策が間違いだったということは、データとして、すでに明らかになっていたことです。

世界のコロナアップデート(22年3月末時点):韓国、モーリシャスに異変?
考えさせられるコロナ・グラフ:各国の”収入”別・感染率(2022年3月)
アフリカのコロナ政策:ワクチン接種率と新規感染者数の関係(2022年1月)
【アフリカのコロナ事情】ワクチン支援の前に、彼らから学ぶべきこと

知的エリート主義、資格主義、階級主義を終わらせなければならない。公衆衛生と民主主義に対する信頼を回復することは、それにかかっているのだ。

https://www.newsweek.com/its-time-scientific-community-admit-we-were-wrong-about-coivd-it-cost-lives-opinion-1776630

知的エリート主義、資格主義、階級主義を終わらせなければならない」というのは、本当にその通りだと思うのですが、それよりも何よりも、一番の問題は、知的エリートだと自負している人たちが知的な活動をしていないことだと思います。

”人間は考える葦である”

「人間なのだから、間違ってもいい」というのは、あくまでも自分で考えている人に対する言葉だと思います。間違えることを恐れ、自分で考えることを放棄してしまえば・・・(続きの言葉は、今回は飲み込みました)。

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