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SNSアカウントは街に建てた「おうち」

4月はありがたいことに情報発信や社内コミュニケーションのご相談をいただいたり、SNSからご連絡いただき初めましての方とお話したりでき、忙しくも有意義に過ごすことができた。
自分のやれることを増やそうとする中で、ひとつ新しくやりたかったことでもあったので、お声がけいただけたことに感謝。

前に書いているが、私は基本的に引っ込み思案で「自分に時間を使ってもらうなんて」「私が役立てることなんてないだろう」と考えがちなので、自分から積極的にお声がけできるタイプではなく(改善したいとは思っている)。でも今月はなんと、何故か、お声がけをいただける貴重な機会が複数回起こったのである。

先月の月1noteで書いた通り、自分が伝えたいことに自信が持てるようになってきて、それが相手にも伝わって。これまでのnoteや発信の蓄積で考え方はお分かりいただけると思うので、それでお声がけしたいと思っていただけるようになったのかなと分析している。

このご時世で、他の方とつながりを深めるやり方がかなり限られているのは自覚していた。今回のやり方は自分にとっても無理がないので、この良い流れを続けていけるように、発見を言語化して世の困っている方の気付きにできるように、来月からもがんばる所存。


人が集まる街に「おうち」を立てる重要性

そんなご連絡を連続でいただけたことで、気づいたことがある。

世の中、素晴らしい実績をあげている人や、名だたる会社に勤めている人が、ごまんといる。SNSで見かけるだけでも本当にいろいろな人がいる。有益な情報を発信してくださっている方も多い。
その中で敢えて、私を選んで声をかけていただけることはありがたく。

しかし私はもうtwitterは10年くらいアカウントをやっている。投稿したりしなかったり、内容を変えたり、自分の成長に合わせてスタンスを変えながらではあるが。
Facebookも10年近いし、Instagramも7年くらい。ではなぜ今、声をかけていただけたのか?

アカウントをつくり、内容やニーズはともあれマイペースに投稿はしてきた。これらは要は、ずっと家を構えているようなものなのだと思った。twitter市やFacebook町やInstagram村にアカウントという自分の家を構えて、投稿しながら暮らしている。毎日、家の前の道に誰かが歩いていて、時に家の外観を見てくれて、気に入ったらフォローをしてくれる。

その街にいる人(SNS上にいる人)に対して、まずは出会えるようにそこに自分が存在して、門を開け続けていることが大事ではないかなと感じたのだ。

日頃意識していないことが多いだろうが、アカウントは人が作成するはず。そのアカウントを通じて(+インターネットを通じて)、その人と何かしらつながれる。アカウントという家には、人が住んでいるようなもの。

フォロワーの多さや、つながりの多さはその次なのかなと。つながる人数はもちろん重要ではあり、それが多ければ多いほど声がかかったりやれることも増えるのだろう。だけど、まずは門を開けること(そのSNSにアカウントを作ること)が大事だし、ここに私がいるよ、私はこういう人だよ、と伝え続けることが大事だと感じる。


各所の街に作った家、一貫性は見られている

私の場合、企業アカウントも似たような発想でやっている。見てくれる方によって、見るに都合のいいSNSは違う。そのSNSに情報があることで、シェアしたり追いかけてくれる人はいるかもしれない。
軟式アカウントのようなSNSの戦略は企業ブランドやビジネスモデル等で違うだろうが、やり方やフォロワー数などはともかくまず、アカウントがそのSNSにあり、発信していることが重要ではないだろうか。

今月見たウェビナーでも近い概念を言っているものがあった。
note社主催のウェビナーで、この時はSNSアカウント横断で捉えつつ、家(ここではnoteなどのオウンドメディア)に呼んでくる、みたいな話だったのだけど。
このウェビナーの話ではインターネットを街と捉えているということだと思っていて、今回の私の話は、その呼び込みで使うSNSアカウントにももっと小さな街があるというイメージ。


インターネットのどの街にどの人が出入りしているかわからないから、出会う場を増やすために、中にある小さな街「SNSプラットフォームの街」にできるだけ家(アカウント)を建ててはどうか、ということが言いたかった。
バーチャルではあるが、見ているのはみんな人間なのだ。各SNSプラットフォームで建てている家の一貫性は見られている、と思うし、それらを踏まえて「この人とコミュニケーションをとろうと思われている」と感じる。

インターネットという大きな街にある、各SNSプラットフォームという小さな街。これからも発信活動を続け、各所にある私の家を一貫性持って育てていきたいし、自分に無理なく、より多くの方とコミュニケーションできるように努めていきたい。

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