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【ジャーナリングRPG】Bookmark Tarot Tutor Day.1

この前の投稿のときにピンをしておいた「Bookmark Tarot Tutor」。これは栞サイズゲームで、普段なら文庫本やハードカバーなど主に小説に挟んで書籍をゲームの一部(主にプロンプトやランダマイザー)化してしまおう!!的な遊びなのだが、これに関しては……タロットカードの解釈本に挟むことを想定している。

というのも、これはゲームというよりタロットのリーディングを訓練するためのもの。占いとしてではなくゲームの部品としてだけど。

これをDLして目を通してみて「MtGの投げ売りカード(カードゲームショップで束で数百枚200円とかで売っているヤツ)でやるのは面白そう」と思ってしまった。思ってしまったら実践してみるしかない。ボードゲームのディクシットがあればソレでも良いし、今ならAIイラストでも行けるか……量が大量だけど。

◆ デッキのレシピ

  • (メジャーアルカナ扱い)多色クリーチャー:22枚

  • (マイナーアルカナ扱い)各色と土地9枚、アーティファクト2枚:56枚

※ どれもカードは重複しないようにする。


■ ゲームの基盤

カードのリーディングを練習するとはいえ、元となる質問……みたいなものが必要となってくると思う。何にするべきかーと思った時に、頭の片隅によぎったのはこの間知った11月に開催される物書き向けイベントNational Novel-Writing Month。バンドルセットサイトで説明されていたように、確かにジャーナリングRPGは、小説執筆支援ツールとして向いている。プレイヤーに提供されるプロンプトが、欲しい質問……みたいなものになってくれるのでは? と思った。

「ARTEFACT」を始める前に、Redditにてトランプの代わりに12面体サイコロを代用するギミックを解説している人がいたので、そのテストも含めて「The Adventurer」を回してみることにした。何だかんだ、ギミックの検証によく使っている作品である。

「The Adventurer」は、目的地から次の目的地へ旅をした際に何があったのかを冒険者目線で日記を書くハイファンタジージャンルのジャーナリングRPG。他のジャーナリングRPG作品と比べて、かなり独特なトランプの運用をする。ゲーム専用オラクルも設定されており、実際はトランプ2組必要なんじゃないの? と思ったりもする。


● まぁ、やってみようじゃないの

全20回を予定中。

中々なホットスタートになりました。

140字小説ver

聖地を横断して氷を運搬する飛脚の護衛仕事が終わった。

街に戻ってきたし、やっと肉も酒も許されると油断した途端、青い封蝋が施された封書を携えた使者に襲撃される。ゴブリンモチーフの仮面とは随分と悪趣味な奴……。

「長は、お前の右脚をお気に入りだ。我らの街に残りも献上しに来い」

酷い招待だ。


よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。