【MonsterTrain】Stygian Guardカード

ユニット:Siren

《Coldcaelia》
コンボアーティファクト:
 Cuttlebeard(Frostbite付与時に追加で+2。Frostbiteは減少しない)
Frostbite3Sweepで敵全体に付与できる。1階で入場直後の敵群にかけてやるとHealthの低い後衛をそぎ落とすことができて便利。
FrenzystoneでMultistrikeを付けてタフな前衛とコンビを組めば、敵ボスに大量のFrostbiteをStackすることもできる。Frostbiteは溜めたStackからダメージを引き出すのにターン数を要するため、《Coldcaelia》によるstackだけでボスとの決着がつくわけではないものの、この戦法なら来るボス決戦に向けての前座としては最高クラスの働きができる。
stoneやデッキの状況によって露払いにも準決戦ユニットにもなる優秀なユニットと言えるだろう。

《Icy Cilopyte》
IcyだがこちらはFrostbiteではなくSpell Weakness付与。《Coldcaelia》同様にMultistrikeを付与すればボスに大量のSpell Weaknessを付与することもできるため、1~2階で待ち伏せてStackを貯めたあとで3階でスペル一撃で決めるという戦略は高難易度でも十分成立する。スペルダメージデッキにとっては1種のフィニッシュパーツと言ってもいいだろう。

★コラム:Debuff付与ユニットと複製
《Icy Cilopyte》や《Coldcaelia》のようなDebuff付与ユニットは運よく「Crystals」のイベントを引いてMinor Refraction(Capacityを1に減らすstone)を付与することができればぜひとも複製してやりたい。2体同じフロアで並べれば1ターンで4Stack貯める脅威のDebuffマシーンと化すので、ボス戦で決定的な役割を果たすことができる。

《Guard of the Unnamed》
コンボ:Nameless Siren
コンボアーティファクト:Founding Seal(Incantが2回発動)
Incantでどんどん固くなる頼れる前衛ユニット。特にChampionのTethys Titansbane-Conduit(スペルコストを減らすタイプ)でSpellを多用する戦略との相性はとてもよいし、HellhornedでRageを貯めるスペルやAwokenでAttackを上昇させるスペルなど、繰り返しスペルを使って育てたい決戦ユニットと同じ場所にいるだけで自動的にArmorが育っていく手軽さが魅力だ。同じStygian Guardのユニット、《Nameless Siren》と組めば前衛後衛をしっかり構築することができるお手軽コンビになる。

《Titan Sentry》
コンボ:Lodestone Totem
RevengeFrostbite3を付与する。手を出してくれさえすれば後衛にもFrostbiteを付与するため、Sweepに近い形でやっかいな後衛を振るい落とす役割が果たせる。
Healthも35とまずまずな値だが、長く使っていくのならstoneによる耐久性のテコ入れは必要。Runestoneをはめたりして寿命を延ばしていくと、ボス戦でボスにFrostbiteを2ずつ付与(毎ターン1減衰するため)していく拷問マシーンと化す。特にMultistrikeを持つボスには決定打になりうるstack数を付与できるだろう。
このRevenge戦術はSapとの相性が良い。受けるダメージが1さえあればFrostbiteは付与できるのだから。(AwokenユニットのSpikeでも同様のことが言える)
ボス戦に使わないのであればEndlessを付けて常に1階に放置しておく使い方が手軽。後衛ユニットは着実に追い払ってくれる。

《Nameless Siren》
コンボ:Guard of the Unnamed
コンボアーティファクト:Founding Seal(Incantが2回発動)
 IncantRage2が上昇していく。1ターンごとにかけていればRageの減衰分考慮してもAttackが約2ずつ上昇していく感覚だ。《Guard of the Unnamed》と組めばそれなりの戦力のフロアが手軽に構築できるだろう。
とは言え、毎ターンIncantを2回発動したとしても、8ターンで8ターン*2回*2Rage - 8ターン*1Rageずつ減少 = 24Rage = 48AttackなのでそのままではマイナーボスはともかくSeraphとの決戦には物足りない。
 アーティファクト『Founding Seal』(Incantが2回発動)が入手できたら文句なく決戦ユニットになるのだが、そうでない場合はUmbraやHellhornedと組んで、さらにRageの効率を上げたりMultistrikeを付与できる見込みがなければ、中盤までのつなぎ役が精いっぱいだ。Stoneを本格的に投入する前に最終的な彼女の役割を見極めておきたい。役割を決めたら忘れないように心の中で名前をつけてあげよう。

《Siren of the Sea》
 Incantでステータスが着実に成長する。攻守のバランスがよく、中盤までは2階で削り役になったり、ボス戦用の前衛兼削り役になったり、状況やステージに合わせて柔軟に担当フロアを変更できる便利なユニットだ。Stygian Guard使用時に登場するRunestoneをはめればIncantArmorも育つようになるためちょっとした盾役としてのポテンシャルもある。
 とは言え、上昇値は小さいため《Nameless Siren》同様に過度な期待は禁物。彼女を保有していたとしても、決定打となるユニットやスペルの模索は続けるべきだろうが、アーティファクト『Founding Seal』(Incantが2回発動)を拾ったり、MultistrikeをつけることができればSeraph戦でも決戦ユニットになれる。

★コラム:Incant
Incantは他のトリガ能力と違い、1回のスペル使用に対してフロア全体のIncant持ちが同時に反応するという特徴がある。(UmbraのGorgeやAwokenのRejuvenateでは大抵1スペル1ユニット育成になる)
これは複数のユニットを同時に育成できることを意味し、他のユニット育成とはまた違った爆発力を持っている。
Incantの回数を水増しするには、《Offering Token》や《Spike of ~~》や《Gifts for a Guard》などのように、カードをノーコストで引いたり使ったりするサーチ・ドロー系のスペルが好相性だ。

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