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戻ってきた日常

大学の夏休みの間、およそ1ヶ月近くウチにいた娘が先日自分のアパートに帰っていった。

8月は母が来て、すぐその後に娘が来て、一人のペースが乱されるのが嫌だなと思っていたが、それもすぐに慣れてしまった。

娘がいると(家にいることが多いので)、洗濯物は取り込んでおいてくれるし、なんなら時々は夕飯の支度も出来てたりして、何かと家事の手伝いをしてくれて助かった。

同居のニャンズしか話しかける相手がいなかったのが、何かしら話してる。二人でNetflixのアニメを見ながらご飯を食べるのも日常になった。

そう。娘のいないのが非日常だったのが、一週間もしないうちに日常に変わった。自分のペースでの時間配分がしづらくなったり、毎度毎度食事を用意しないといけないなどもあったけど、概ね楽しい時間だった。

それかまた一人である。

自分の好きに時間を使えるので、それはそれで気楽。食事の支度も一人分だし、洗濯物も一人分。いつピアノを弾いても『お腹すいたー』などと言われることもない。

でも、でも。

娘がアパートに戻る日が近づくと胸がギューっと痛くなった。

私、娘と一緒にいる時間が好きなんだなぁ。そして娘が帰っていくのが寂しいんだ。

今は一人が私の日常。ニャンズ以外誰もいない家で過ごすことにそのうちまた慣れていくだろう。

蒸し鶏の胡麻だれ。娘作。大盛りも二人でペロリ。

今日も帰宅すればすぐにピアノ。それから夕飯の支度をしてドラマを観ながら食事。

そんなルーティンが私の日常。


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