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すずめの戸締りと世界ふしぎ発見!と海辺のストーブ

最近観た作品で映画「すずめの戸締り」と漫画「海辺のストーブ」とふと観た「世界ふしぎ発見!〜死者の日〜」
全部、『私の事を忘れないで』と言う事。

人間は基本忘れるが、それでも他人には忘れないでいて欲しいという矛盾の願いがある。

辛い記憶でもないにしろ日々の生活に追われて記憶はどんどん上書きされる。
実際、経験した事も記憶の改変で、あとで思い返すと違っていたりする事がある。

「忘れないで」や「忘れたくない」と言う願いを叶えるためにはどうしたらいいか。
①お盆などと言うように思い出す機会を作る。
②文字や絵、写真などに経験や記憶に感情をアウトプットして残す。
③香りや味、現象など記憶の引っ張り出すための引っ掛かりを残す。

それらを見返したり、経験すたりする事で記憶を呼び戻す事が出来るだろう。

私はここにいた証明を残すために絵や工作したり、ここに文なんて書いたりしてるわけではないけど、
二次的副産物として「キミが居たね」なんて不意に思い出してくれたらなんて幸せな事なんだろう。

写真だって、どこかに行った時や日常で撮ったりするが無駄に見え、クラウドにどんどんデータが溜まっていく。
これがいつか誰かが見つけてくれて「私を思い出す」取っ掛かりになったり。

死について真剣には考えないけど、考えない日はない。
やっぱり私も誰かの記憶に残って、時々思い出すような人になりたい。
多くの人じゃなくて良いから、私が大事に思ってる人にはそう思って欲しい。

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