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#Day2 デザイナーでもエンジニアでもない文系大学生がDesignShipに行ってきてわかったこと。

DesginShip2日目に行ってきたので「#Day1 デザイナーでもエンジニアでもない文系大学生がDesignShipに行ってきてわかったこと。」同様にまとめていきたいと思います。

1日目で得たことは、2つありました。

1. デザイナーとしてのありかた
2. デザインするときに意識すること

2日目も同じテーマでまとめられる気がするけど、どうも同じとは思えないので新しく2日目のテーマを設定します。

1. デザインとはマジックである
2. 自分がデザインする理由を明確にする

1日目よりも具体的になりました。(自分の中で変化が起きたのかもしれない)そして今回のキーワードは

・imagination ( あれこれと想像を膨らませること )
・want ( 何かをしたいという欲求、願望 )

それではまとめていきます。

1. デザインとはマジックである

「空っぽ」は究極のフレキシビリティであり、
人々のイマジネーションによってあらゆる文脈において変化する
原研哉さん「日本について」
ロジックよりもマジック
ロジックを通ってない、Appoggiaturaのような、期待してなかった嬉しいことはマジックになり、感情を動かす
レイ・イナモトさん「vitals:デザインの生命線」

Appoggiatura...メロディーのなかに突如出てくる高音または低音の装飾。メロディーに緊張→弛緩というエネルギーの変化をみせる重要な音のこと。

昨日、「最終的なデザイナーの目的は、ユーザーの期待を越えた感情を揺さぶる体験を届けることだ」と書きました。その先の物語です。

このときの体験の主役は紛れもなく「ユーザー」であると原さんは断言されています。しかし、デザインによって体験全てが設計されている(シナリオが完成されている)わけではありません。デザインによって機会や理由が提供され、ユーザーは巻き込まれていく。そしてユーザーのイマジネーションが加わることによって、初めてそのデザインされたものが生を持つ。おそらく、これでも「完成」はされなくて、物語がずっと続くことによって価値がどんどん高まるんじゃないかなと思います。

こんな表現もありました。

デザインとは素敵な未来を写すカメラだ
角田綾佳さん 「イラストや漫画で『伝える』デザイン」

例えば、時計のプロダクトデザインを担当したとします。時計はユーザーに時間を教えることが目的です。では、時間が伝わりやすいデザインを考えればいいのでしょうか?
そうではなくて、時間にしばられない自由さを持ってユーザーが生き生きできる未来とか。流れていく時間の中でもユーザーが大事な瞬間を思い出として刻める未来とか。をまず"妄想"してみます。時計はそのシーンのいち小道具でしかないけど、ユーザーが自分の時間を生きるためのマジックをかけてくれるからです。そのマジックを作り出すことがデザインなんじゃないかなと感じました。

そんな風に目的が最終的なゴールにならないように、その先の叶えたい未来を描くことが大事であるということがわかりました。

2. 自分がデザインする理由を明確にする

伝わらなかったらもったいない、だから私はデザインする
角田綾佳さん 「イラストや漫画で『伝える』デザイン」
届けたい相手の原点は家族
モノを作るとは贈り物をすること
青木亮作さん「納得して暮らしたい!〜文脈を変えるモノづくり〜」

スピーカーの方々は、それぞれが違う理由を持ちながらデザイナーとしての道を歩んでいることがわかりました。正直なところ、まあ自分がやりたいことやってなきゃ辛いよね、って思いました。でもこの話が出た理由ってユーザーファーストを徹底しているデザイナーだからこそ、

「ユーザーの未来の物語を描く......そこに"自分"はいるのか?」
という問いが生まれるからではないか?と思いました。

もちろんデザインがなきゃユーザーの未来は描けないから、デザインしている自分が必要なわけで.....

でも、その使命感って本当にいるのか?っていうことを話したかったんじゃないかなって勝手に汲み取ってます。

ユーザーの未来の物語を描く、これってどんな方法でもできると思います。エンジニアだって、コンサルだって、どんな仕事や立場の人にだって叶えたい未来になり得ます。だからこそ、なんで自分はデザイナーという手段を選ぶのか?を考える必要がありそうです。

今回の話で言うと、私なりにデザイナーは、デザインの力にマジックをかけられていて、その力を信じている。そのマジックによって自分の叶えたい未来をイマジネーションしてそれに近づこうとしている。その手段としてデザインを選んでる人たち、なのかなって思ってます。

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だから、自分のやりたいこと(叶えたい未来)を軸にしないと、手段(デザイン)なんか選べなくなるよ→選んだんならこれを意識しようって昨日のお話しに続くのかなって思います。

そんなこんなで、やりたいことが人それぞれだからこそ、「らしさ」が出て違った面白いデザインが生まれるということがわかりました。

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昨日は、デザイナー前提のお話しでしたが、そもそもなんでデザイナーなんだ?ってことも考える機会になりました。この2日間はとても濃い時間で、noteで吐き出してみても頭がパンク状態です(笑)
ここで聞いた話、得た知見を自分でも体現できるようになりたいです!

以上、2日目のレポートでした!




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