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みなさん、お疲れじゃありませんか?

GWも今日で終わりですね。

GWはのんびりしたかったので、まとめてここ2週間の「気になるアレ」を書いていたのですが、テーマが相当偏っているんでもうそれに特化して書こうかと思います。

前回のアレに記載していた歴史思考から、仏教って改めまして何だっけ?となり、そこからさらにマインドフルネス瞑想や哲学など、自分の内面との向き合い方にもっぱら関心があります。

ぜひ、明日からの戦いの日々に向けて、少しでも心の拠り処になれれば幸いです。

1.感情労働について

感情労働という言葉を聞いたことがありますか?
私もなかったのですが、簡単に言うとサービス業などで接客をされる方が、自分の感情を殺して意図的に感情を表現していることを指すようです。

日本においては、接客は常に笑顔・お客様第一!みたいな感じが当たり前ですが、海外だとそんなことないですよね?
それは、日本人が良く行くであろうハワイなどでも感じられると思います。

ただ、コンビニに行った時の恐らく学生であろうアルバイトの子は、必要最低限の感情で接客をしているように感じることが多々あります。

「ちょっとぶっきらぼうだな」と初めは感じますが、思ってもいないのにニコニコ、愛想がいいよりもいいかもしれませんね。

「商品やサービス内容に差異がないから、笑顔や社員の印象で選ばれる」なんて、経営者の怠慢にしか思えない気もしますね。従業員に甘えんなよっていう。

どうしようもない時は、自分の心に「これは思ってもいないことを言うから、耳を塞いでいてね」と一声かけてから、心にもないセリフを発しましょう。

2.People Pleasureについて

感情労働とは少し離れますが、皆さんはPeople Pleasureという言葉を聞いたことがありますか。

実は最近Podcastを聴くようになりまして、初めは仏教→テーラワーダ仏教→マインドフルネス瞑想の誘導瞑想みたいなのを聴いていたのですが、その中でChiさんという方の「You are enough.」というPodcastが好きで聴いている中で耳にした言葉です。

日本語でいうと、お人好し・八方美人のようなことかなと思います。
人に嫌われたくない、人に不満を持たれたくないという一心で行動してしまうような人を指しています。

実は自分自身、そういうところがあるなと思い当たる節が多々あり、日常でも割と人がどう感じるか?ということが気になってしまうタイプです。
ただ、社会人になってからそうも言ってられない場面が多々あるため、時としてそういう気持ちをシャットアウトして、押し通すこともあります。

でも、本当は気になってしまう。

これは、子供の頃に自分の意見や行動を主には両親に否定され続けたような人に多いらしいです。(そこも当てはまる・・・)
自分を食べさせてくれる人間に嫌われるのは、生存に関わる由々しき自体なので相手の機嫌を悪くしないように相手主体の行動を身につけてしまったということでしょうか。

自分が大人になった今だから思えるのは、自分にそう接した両親もまた、何らかの理由でそういう子供時代を過ごしたのではないかと思います。

我が家で言うと、父は祖父の転勤が多く転校を繰り返していたため、とても友人関係を築くのに苦労していたと思います。母は仕事で忙しい祖母と触れ合う機会がなかったので、いつも一人もしくは兄弟だけで過ごしていたそうです。(正直子供とどう接していいか分からないと、私の前でこぼしたこともありました)

そして、私もまたそのように「こうあるべき」「そんな考えはおかしい」みたいな接し方を自分の子供にしていないか?そこが非常に気になりました。

Voice Tubeという、色々な動画で英語を学べるサイトでPeople Pleasureに関する動画がったので参考までに掲載します。

これも、「あるがままを受け入れる」というマインドフルネスに繋がる話です。

ちなみにこれまた、私事ですが、なぜだか義兄のことが苦手で(悪い人ではないんです)GWとか年末年始に顔を合わせるのがとても億劫です。

お酒が入ってしまえば、会話はできるのですがどうにも相手に合わせるような話しかできず、酔い潰れて寝ている時間を出来るだけ長くしたくひたすら飲んで潰れて、そそくさと退散するというルーティンとなります。

多分、苦手だということが顔に出ているのでしょうね。そりゃ余計上手くいかなくなるわけです。無理に相手に合わせずに、沈黙も良しとして、お互いに気持ちよく過ごせるようになったらいいな、今年はどうしよう・・・と思っていたら今年は中止なりました。(機会を失って残念というより、ラッキーさが優っていますが・・・)

3.マインドフルネス瞑想について

冒頭にも記載した通り、自分の内面と向き合い「今に集中し、ありのままを受け入れ思いを手放す」ための方法として生活に瞑想を導入しました。

いずれ読み終わってまとまったら、別途書こうかなと思いますが、今以下の本を読んでます。

元はと言えば、「仏教3.0」って、「Web3.0」みたい!え?なになに?と思ったら、この「仏教3.0」というキーワードがアップデートする仏教という、対談の中で生まれた言葉だと知り、こちらを先に読んでる次第です。

お釈迦様の説いた仏教を源流とし、日本では経典の一部をもとした様々な宗派があるも仏教は実質形骸化していて、誰も仏教が自分を救うなんて思ってないよねっていうのが仏教1.0、これに対しテーラワーダ仏教はお釈迦様の教えに忠実に瞑想法を中心としてもので、これが最近よくきく「マインドフルネス瞑想」としてアメリカなどでも熱心に実践されているものが仏教2.0。

日本の形骸化した仏教だが、所作の一つ一つはきちんと受け継がれており、ここに「何のためにそうしているのか?」というマインドフルネスを再導入することで、日本の仏教がガラリと変わるのではないか(仏教3.0)という内容です。

さらに言うと、仏教に限らずこれまでの歴史の中で様々な宗教や哲学が登場してきましたが、大きくいうと「なぜ人間がこの世に存在しているのか」「私はどう生きるべきなのか」ということを、考えてきているわけです。

文明や環境は違えど、行き着くのは「人と人との関係」なので、実は新しいことを追い求めるよりも「過去を洗う」ことで「今どうすべきか」が見えてくるのではないかな、と思い最近興味津々です。

そんな広くて深いこの世界を考えれば、明日からの仕事はその何万、何十万分の一くらいのスケールの話だから気楽に行きましょうよ、って話ととはいえ小さなスケールの話にもきちんと向き合って魂を吹き込めば、それはあなただけにしかできないこの世でたった一つの仕事ですよねってことで締めたいと思います。

読んでいただきありがとうございます。

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