おおののぞみ

日本海に浮かぶ島にUターンしたケア人から、今年大阪のケア人に移転。 2021年4月、声…

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日本海に浮かぶ島にUターンしたケア人から、今年大阪のケア人に移転。 2021年4月、声と場所を繋げる音声配信アプリshouTpuTリリース。合同会社shouTpuT代表。 Kpop史を音楽とともに解説するポッドキャスト配信中。

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コテンラジオに出会って人生狂わされた男の話

皆さんは5年前、これから自分はどんな人生を歩むのか想像していただろうか。その道に今も進めているだろうか。 5年前の僕は、関東の大学を卒業したとともに、地元の島根県の島に帰り、家業の福祉に日々従事していた。島の未来に関しては期待してないし、自分が何かできるとも思っていない。ただ、本当にこの島を離れたほうがいい段階が来た時に、みんなが幸せに島から離れられる選択を残そう、その程度の信念はあったように思える。 そんなとき、コロナ禍に突入した。僕の唯一の職場内の強みだと思っていた、島

    • K-POPを支えてきた30の企業・コミュニティ

      個人的にSpotifyで、K-POPの歴史をお話しているわけだが、現在少しだけお休みをいただいているので、復習と予習ができるよう、K-POPを支えてきた企業を総ざらいしてみる。 ①K-POP誕生前の貢献者K-POPの始まりを、ファンダム経済を成功させたH.O.Tとするなら、そこにいたるまで重要な役割をした企業とコミュニティがある。 東亜企画 韓国のロック、ポップ、バラードの基礎を築いたアーティストが所属。事務所が強制的なマネジメントをすることがない自由な気風が特徴。複数

      • 会社作らずSNSアプリ作ってまだうまくいってない件

         今年の春に、shouTpuT(シャウトプット)という音声配信アプリをリリースしました。声と場所をつなげる最長30秒の配信アプリで、美術館の音声ガイドのように自分の記録を指定した場所に訪れた人に届けることができます。  具体的にどういうことか、どんなビジョンなのかは動画にまとまってますので、まずはそちらをご覧ください。  最初は、「これおもしろそう!」という好奇心で、趣味の範囲でうまくできると思って始めました。自分はプログラミングのことが全く分からないので、友人のつてでフリ

        • 場所に固定された最長30秒の音声配信アプリ「shouTpuT(シャウトプット)」

          生まれ故郷の西ノ島で福祉しながら音声サービスの開発をしている大野希です。 今年の4月に「CastLe Voice」というプラットフォームを開発しました。あの経験を通して 「案外簡単にプラットフォームって作れんじゃん!」 ということが分かってしまったのが最も大きな成果と言えるでしょう。で、その後どうなったのか…。 リリースから5か月たった8月末に、開発・保守の外注先であるカスタメディアさんからインタビューを受けました。 一番最後のところで僕が言っていた今後の展望という

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          リリース!CastLeVoiceの使い方ざっくり

           4月5日21時に、音声配信に必要なスキルや、挑戦・応援の気持ちをかけ合わせて、新しい音声配信を生み出していくプラットフォームCastLeVoiceがリリースされました。 特徴①配信者のためのプロフィール機能 自分の持っているスキル詳細や、活動中のプラットフォーム情報、好みの配信を記載可能。SNSやショップのリンクも記載できます。もちろん、記入しなければ省略して記載されるので、自分が見せたい情報だけを見せることが可能です。  見え方はこんな感じ  ご希望の方は、ユーザー

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          【ご報告】開発資金が集まりました!

          皆様のご協力のおかげで、開発資金が集まり、3月でのCastLeVoiceのリリースがほぼ確実となりました!!ありがとうございます!! 明細 自費:67万8000円 寄付:22万2000円 ビジネスローン:30万円 計:120万円 あとは、納得のいただける、安定したサービスとなるようリリースまで調整を重ねていきます。 引き続き、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

          【ご報告】開発資金が集まりました!

          今考えてる企画のこと

           はじめまして。音声配信をしている大野です。  自分は今、音声配信をする傍ら、声のある人もない人も、お互い配信者として協力し合いながら、一生残る音声作品を作ることに打ち込める場所を作りたくて、挑戦をしています。  その挑戦の一つとして、ある企画を考えています。この企画について、呼んだ方からのご意見を聞きたくて、このnoteを書きました。ぜひ最後までお読みください。 プラットフォームを超えた活動ができるきっかけを作りたい 僕は、多くの時間をSPOONという配信プラットフォ

          今考えてる企画のこと

          「耳の奪い合い」を食い止めよ!だから素人の僕はプラットフォームを作った。

          「耳の奪い合い」への疑問 Clubhouseの爆発により、日本の音声ビジネス、とりわけ音声配信の分野において「耳の奪い合い」が起きている。この「奪い合い」の対象となっているのは、ユーザーである僕たちの「耳の時間」である。  耳の時間をどこのプラットフォームに割くか、誰の配信に割くか、これは配信者でありリスナーであるユーザーたちにとって、悩ましいことである。まず、プラットフォームが多すぎる。それを交通整備するところはどこにもない。  ポッドキャストも、Radiotalkでい

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          Clubhouseという黒船から見えた二つの軸。これから音声プラットフォームはどうなるのか

           連日Clubhouseのことばかり発信してしまい、人によっては「わかったよ。たのしそうね。はいはい。」と思われる方もいるかもしれません。  しかし、このClubhouse型の音声SNSの誕生は、音声コンテンツ文化にとって、価値観を変えるほどの大きな衝撃を与えました。僕にとっては、音声に限らず、動画やブログに対しても大きな視点の変化を与えました。  これまで、私たちは、音声コンテンツを、生配信と収録配信(アーカイブ)という軸で考えていたのかもしれません。しかし、Clubh

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          Clubhouseにたじろぎ流される人に読んでほしいこと

           Clubhouseというサービスが日本で爆発して一週間以上経ちました。  僕も、音声配信の世界に入ってから2年とたっていない若輩者ですが、この空前の音声ブームを喜ばしく思っています。なにか、将来の自分にとって、とても重要な期間のような気がして、日々ワクワクしながら思考しています。  今日お話しすることは、そんなClubhouseのことを話しつつ、楽しむ気持ちの持ち方をお話しします。 当然誕生するアンチクラハウ ここまで大きな波(とインテリ層や著名人、ビジネス層が判断)

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          Clubhouseの利用規約をわかる言葉に書き換えてみた

          今日本で、なんかわからないけど、本国アメリカもびっくりの爆発的なヒットを出している 「Clubhouse: Drop-in audio chat-」 すなわち音のチャットに立ち寄るアプリ 御覧の通り、アイコンはひげずらのおじさんという、なんとも斬新な見た目ですが、中の仕組みも当然ながら斬新さであふれています。 これは、音声作成を応援したいCastLe大野としてもリサーチしなくてはと思い、サービスを利用して3日。やりながら不安になるのは、当然のこと利用規約ですよね。 こ

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          3月リリース「CastLeVoice」の全容ついに決定! もはやこれは「サービス」にあらず

           現在、CastLe(キャッスル)プロジェクトで作成中の、音声配信のための新たなプラットフォームの全容がついに!すべて!確定しました~~~~~!!!!!! リリース後の円滑な運営のための、皆さまからのご支援お願いいたします! 寄付はこちらから→ https://castle-pay.herokuapp.com/  カスタメディア様とここまで二人三脚で半年間、何度ご迷惑をおかけしましたが、今目指せる予算内でできうる最高の世界に仕上がりました!  CastLeVoiceとい

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          集めた寄付はどのように使われるの?

          今、開発費120万円を確保するために、寄付を集めています。 この寄付は、音声配信をしている人、音声配信を聴く人のためだけに、 ①自分だけのプロフィール作成 ②ライブ・収録問わずプラットフォームを超えた番組紹介やコミュニティー紹介 ③必要な「得意」を持った人とのマッチング ④音声配信を楽しみたい人が知恵を出し合うQ&A機能 を搭載したCastLeVoice(キャッスルボイス)の開発費として使われます。 CastLeVoiceというシステムを開発することで →声や話し方だけで

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          【CastLeVision】音声配信の主流を変えていいと思うんです!

          初めにこれだけは言わせてください。今日まで素晴らしい音声配信の世界を、インフラからエンタメにいたるまで作ってきてくださった皆さん ほんっっっとうに!!!ありがとうございました!!!!!!! 皆さんがこの時代を作るまで、どんなドラマがあったのかは、正直言えばわからないことであふれています。でも、皆さんのおかげで、今僕が音声配信を聴くことを、話すことを、開発することを楽しめている。その時代に自分の青春があることを、心の底から皆さんに感謝しています。 ある人は、数億に及ぶ知恵

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          手作りの寄付サイトを作った理由

          申し遅れましたが、わたくし、大野希(おおののぞみ)と申します。 生まれも育ちも島根県の隠岐諸島。大学のときに横浜に出た後、ストレートで家業の福祉に就職。現在、島で奮闘中でございます。 そんなわたくしにも趣味がございまして、それが音声配信でございます。その趣味が高じすぎた結果、音声配信を楽しむ人たちにさらに楽しんでもらうため、自らプラットフォームを作ろうとしています。 (このノートを読む前に、前回の投稿↓を参照お願いします!) この開発、やはりお金がかかります。安く抑え

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          【孤独配信にさよなら】音声配信のためのプラットフォーム作ってみる

          音声配信の制作は、ほとんどの配信者にとって一人の世界です。そんな話を、僕の経験から前回お話ししました。 構成・台本を作る。声を出す。編集する。アップロードする。宣伝する。これを一人でやるのは少し寂しいものがあります。 いつまでも孤独に配信するなんて!相棒がいればもっと楽しいのに! 実際、良いチームに巡り合えれば、素晴らしい経験が、能力の有無問わず得られます。これは自信を持って言えます!むしろ能力がありすぎると、チームによっては苦しかったりしてしまうほど、初心者には特に開

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