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活動エネルギーを内向きから外向きへ~誰かのために企画する~

最後のnoteから約4年がたった。この4年間では、非公開にした記事もあるし、下書きにも眠る記事がたくさんある。

というのも、私は言葉をつむぐのが苦手だ。だからついついnoteからは足が遠のき、140文字のツイートに魂を込めてきた。

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しかし、コロナ禍で在宅勤務が中心となったことで圧倒的な力不足を痛感したため、自分の苦手分野であるアイデア出しや言葉にもう一度向き合うべく、 #言葉の企画 に参加することにした。久々に下書き行きではなく、公開しようと思えただけでも一歩前進。今日はそんな #言葉の企画 DAY1のお話。

#言葉の企画 とは

【講座内容】「行動、企画、発信」の力を身につける連続講座「言葉の企画」。「言葉って何だろう?」「企画って何だろう?」を半年間、探求し、言葉にします。「伝える」ではなく「伝わる」を、そして、自分らしい生き方を見つけることを目指して、あらゆる職種、世代の方が参加しました。

第1回目の講義は『伝わる自己紹介をつくろう』

100人もの大量の「企画書」に触れ、どれが良かったか投票するというもの。100人の中から5人選ぶわけなので、自分なりの判断基準を設けないといけない。常に仕事では、自分なりの基準をどう持つかが当たり前に問われるので、社会人になりたての頃に困惑したことを思い出す。それが前年に対して、市場に対してetc...良いか悪いかを定量的に判断できるときは良いが、問題は定性的に判断する際の切り口だ。その切り口の幅を広げ、精度を上げるために、1〈自分〉対 1〈講師〉 100〈受講生〉という関係性だから学べることがあると痛感した課題だった。

自分に足りなかったアイデア発想の方向性、アイデアのかぶり具合でなりがちな発想法などなど、自分なりのアイデア発想の型を何か確立できれば良いなと思う。

満たされない想いで動く

私の自己紹介を読んだ方から「行動力が本当にすごい!!!!」というメッセージをいただいた。確かに、自分でも行動力だけは自信がある。そのルーツは高校生にさかのぼる。第一志望に叶わず浪人→本気でコミットし再チャレンジするも失敗。1年先に進む友達との差への焦りから、叶わなかった満たされない想いを原動力に、大学1年生から実務と理論の往復をテーマとし、かなり主体的に動いてきた。準備不足だった大学受験のリベンジで、色々な活動に挑戦し今度こそと挑んだ準備万端の就活でも、念願叶わず第一志望の会社&職種につけなかった。人生なんてそんなものである。社会人になってからも、どうすれば希望の職種にたどり着けるのか、もがき続けることになった。

ここまで読めば、私の行動力の源泉は満たされない「内向き」の想いということが十分伝わったのではないだろうか。そしてこの内向きのエネルギーのモチベーション管理には限界がある。そう、決して誰かのために行動しているわけではないからだ。内向きの焦りからのモチベーションが悪いわけではないが、焦りが解消された時点で途端に同じパフォーマンスが出せなくなるし、独りよがりになりがちである。いわゆる自己満足で終わってしまう恐れがある。

こうして、希望の職種にたどり着いた私は自分の弱さに気づくことになる。行動力から次の段階に行き、実力で評価される人になりたい。そのためには、誰かのために企画する、外向きのエネルギーで動けるようになっていかないといけない。そのための手段の1つが言葉であり、今まで苦手と感じていた分野と向き合うことになる経緯である。

嫉妬や悔しさを見返したい?

講義中、講師の阿部さんからこんなエピソード(要約)があった。

他人の企画を見ると嫉妬や悔しさで見返したい気持ちになり、どす黒い感情を燃料にしていた昔の自分。同じ人・環境・居場所だけにいると世界は広がらない。斜に構えている場合ではなく、素直になり自分を開放しろ。他人と出会って初めて自分になれる。

まさに、満たされない想いで動いていた私の過去。今回の自己紹介企画で他の受講生の素晴らしい出来を見るたびに、悔しい気持ちは当然あるけれど、この悔しさを活力にすると結局変わらない。企画とは、自分らしく、誰かをちょっと幸せにするものであるというmy定義を置いた以上、良い企画を生み出せるようになるために、素直に良い部分を抽象化して取り入れるということを決めた。勝ち負けとなる数ではなく、自分の作ったもので喜んでくれた人がいたという事実を噛み締めて、もっと良いものが作れるように頑張りたい。

未来に待ち合わせするだけでなく、過去の自分にも会いにいく

1000いいねで13万インプレッション。先日、こんなツイートでバズった。

少し大学生の頃を自分を振り返ってみると、役員の前での新商品提案プレゼンのときにはアイデアを出すのがとにかく楽しくて仕方がなかった。でも今の自分はどうだろう?企画に対して苦手意識を持ち、社会人になってからは様々なしがらみの中で、いつしかワクワクしながら企画するということを少し忘れてしまっていたかもしれない。「とは言え」でがんじがらめにしていたのは自分なのだ。大学生の時に感じていた、「企画は無限大」の楽しむ気持ちを取り戻すために、この講座を通して、過去の自分にも会いに行く

▽講座が始まる前に、講師の阿部さんから一人一人に送られたメッセージ。未来に待ち合わせするための連続講座「言葉の企画」

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