1月15日

ここでは夢の話をしたくなる。リラックスをしているから。
今日も夢をおぼえているけれど、しない。

ひどい、という言葉を比較的酷い、と書いてしまうけど、思えばひどいの語源は多分非道で、ひどいは非道い、ということなのだろうなと思いあたった。
酷いという言葉は、割と真面目で古風だと思っていたけど非道であることをひどいと言ってるのであれば、なんだかこう、ヤバいとかエモいとか、突然そうした表現の仲間に見えてきて、軽い言葉に聞こえてくる。
酷いはどちらかというと凄いとか清いとか、そちらの仲間だと思っていたのだけど、ヤバいとかキモいの仲間なのかもしれない。

iPhoneの文字入力音が嫌いだ。
前のiPhoneでは、もっとカッ、カ、コッ、コと硬い音だったように思うが、随分前からもう少し柔らかい入力音になってしまった。特に文字を削除するときの音。
柔らかくあたたかくこもっていて、気分が悪い。人の肌のようだ。
私は硬く冷たい金属のようなものが好きだ。
昔の音もクラシックとして設定で変えられるよう残しておいてほしかった。
かと言って無音だと手応えがなくてミスが増えるし……静音仕様のキーボードをうつと入力ミスが増えるのと同じだ。

最近は毎日昼ごはんを塩キャベツとしていて、以前大きな缶で買ってしまった味覇を使ってそのタレをつくった。
それがおいしくて、ドレッシングとして作り置きしておこうと思っている。
数日前、高価だけどそれだけの価値のある味だと思って少し思いきって買った叙々苑ドレッシングとかなり味が近いのが少し憂鬱だ。
こんなにおいしくタレがつくれるなら、買わなければ良かった。叙々苑ドレッシング。

そうだ、そういうわけでキャベツを1玉買ったら、とても大きくて驚いた!
いつもカットされたものを買っていた、頭蓋骨より大きいキャベツを両手で抱えるのは楽しい。
冷蔵庫に入らないので、キッチンワゴンの炊飯器の横にどんと飾ってある。
1月だし、玄関の鏡餅の代わりにちょうどいい。

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