見出し画像

生活の一部というより、生活の中心にしてしまうから

この頃はやりの「あつまれどうぶつの森」

私も実際にプレイして…

いません。

というか、ニンテンドースイッチすら持っていない。

代わりに、五年前からプレイしている「とびだせどうぶつの森」の村の村長を、未だに努めている。週1回ペース。


本当は、すごーく興味がある。
自由に顔や服を作り変えてみたいし、村の地形も思い通りにしてみたい。
これまでよりも収納がいっぱいできるようになったから、好きな家具も集め放題だろうなぁ。
何よりグラフィックがきれい。博物館で虫や魚の集めがいもありそうだ。
今までずっと捕まえられなかったハチやタランチュラも、今回は捕まえやすい仕様になったらしいからリベンジできるかも…。
友達も始めているらしいし、通信出来たら面白いだろうなぁ。

ニンテンドースイッチの価格は3万円程度。
「あつまれどうぶつの森」は7千円程度。
余裕とまではいかないが、1か月働いて必要な出費を差し引いてもぎりぎりいけなくもない。なんなら実家ぐらしの安定感もあるので、毎月の貯金分を1か月だけ諦めれば買えなくもない。

すごいな社会人。学生の頃なら絶対諦めていた金額なのに手が届きそう。

届きそう、ではあるけど。

不思議なことに、私の奥底の理性は声高高に「NO!」と叫んでいる。


小学校2年生で、当時画期的なゲーム機だった「ニンテンドーDS(初代の、もちろん2Dのやつ)」を買ってもらった時から小学校卒業頃まで、相当なゲーマーだった。
学校から帰って適当に宿題を終わらせたら寝るまでゲーム。
休日は早朝から起きて、予定がない限り夜までゲーム。

おかげさまで視力は小学校低学年では珍しがられた「D」にまで低下し、小学校3年生でメガネデビュー。
インドアになり、元からだった運動音痴が加速。
おこづかいもほとんどゲーム購入のために貯金し、クリアしたゲームを売ってはまた新しいゲームを買っていた。

一度新しいゲームを…、いや、漫画を読み始めたり動画を観始めたりもそう。
一度何か新しいものにはまると、それしか考えられなくなるのだ。
一定の区切り…ゲームだとエンディングを迎えたり、目標を達成したりすれば程ほどになるのだけれど。それまでが長い。
どうぶつの森シリーズなら、家を豪邸にしてそのローンも完済するまで。
ポケモンシリーズなら、四天王を倒してエンディングをみるまで。
ドラゴンクエストシリーズなら、裏ボスを倒してさらに主人公たちをほぼカンストさせるまで。
牧場物語シリーズなら、誰かと結婚して子供が生まれるまで。
ときめきメモリアルシリーズなら、隠しキャラ含めて全員から告白されるまで。
ほんと、キリがない。

もちろん、子供の頃のゲームの記憶は楽しいものばかりで。
今だってゲームはしている。ゲーム大好き。
ただ、子供の頃にもっとゲーム以外のことに時間を割いていたら…と考える事もある。

まして今ニンテンドースイッチを手に入れてしまったら…。
あつもりどころか、ポケモン剣盾だって、牧場物語再開のミネラルタウンだって、ルーンファクトリースペシャルだって、ドラゴンクエスト11だって、できるようになってしまうじゃないか。

カウンセリングの勉強、仕事の勉強、将来的にするべきことは増えていくはずなのに…。

あぁ、まさに禁断の果実…。


…という訳で、今は少しでもその気持ちを消化するために、既に豪邸のローンも完済した「とびだせどうぶつの森」村で遊んでいる。
スマホゲーム「A3!」も未だにやっている。あれは、ちょっとずつストーリーが更新されていくからその都度すればよいだけ。ありがたい。

でもこうしているうちに、どんどん気になるゲームは溜まっていく。

ゲーマーのみなさん、どうやってゲームと生活を両立させているんですか。


野乃


サポートに相応しいnoteを書けるように、サポートに相応しい人物になれるように、今後も努めて参ります。 もしも、万が一サポートして頂くようなことがあれば…泣いて喜びつつ大切に使わせて頂きます!