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いのちをよろこばせよう

「いのちをよろこばせよう」。この言葉は、今日の「ほぼ日刊イトイ新聞」の糸井重里さんが書く「今日のダーリン」の言葉である。糸井さんは「いのちとは時間のことなのだ」と考えられている。以下引用。

あくびをしている時間、いのちがあくびしている。眠っている時間、いのちが眠っている。おいしいものを食べている時間、いのちが食べている。だれかを思っている時間、いのちが思ってる。

先日、職場の同僚が素敵なマスクをしていたので、「素敵だね。」と声をかけた。すると、そのマスクは同僚のお母さまの手作りだということがわかった。お母さまの技術を絶賛した二日後、その同僚のお母さまからマスクをプレゼントされた。そのマスクの着け心地の良い事。大きめのサイズで、鼻と口は完全に覆われ、どんなにしゃべっても、鼻の頭がのぞいたり、あごが出てくる心配が無い。さらに、耳をかけるゴムの伸び縮み具合も絶妙で、一日していても耳はノーストレスである。

糸井さんはこうも言っている。以下引用。

手仕事のなにかを、人がありがたがるのは、そこにかけた時間のぶんだけ、いのちを受け取るから。

私は、このマスクがかけがえのないものに感じてしまう理由がはっきりした。それは、同僚のお母さまの貴重な「時間=いのち」をいただいていたからなんだ。糸井さんの言葉に感謝。同僚のお母さまに感謝。