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本当に、、、時間ないんです!

こんにちは。
葉が色づいて美しい季節です。秋色に暮れる空も透明で美しい季節です。
この季節のころ、私が感じていたもどかしさを、今だから告白します。

美術予備校は実技主義です。
その現実は、どれだけ手をつくしても変わりません。
あのころは、本当に苦しかったし、どうすればいいかを考えて、私のなかでは、あらゆる作戦を提案しました。

「小論文で自分で題材を選んで書いたら、どんどん見せてください!」
そういいました。
題材が欲しければ、いくらでも講師を使って!前のめりで聞いて!
だけど、、、「現実」に対し、皆さん、非常にデリケートです。

それでも、
「小論文が書けなくても、そちらのための時間を作る」という方は非常に少ないです。
試験直前まで来て、初めて「まだまだ足りなかった」と、おそらく多くの受験生が感じることと思います。


本当に、、、時間が足りない。作っても作っても足りない!
実技も!学科も!!です。

当時、学科に残された時間の少なさに私は一人焦っていた。
(これだけの時間で、今の段階の習熟度で、テストを迎える。。。??)
できる限りを尽くそうとしても、私自身が足りないと感じるし、いくら埋めようとしても、「足りないが埋まらない」という。。。

そして、目の前の実技と学科を天秤にかけたとき、
どうしても実技を選んでしまう。。。

そこに善悪はありません。それは「選択」だからです。
選択の連続のなかで、今はどちらを選ぶか?
・・・そう考えたうえでの「結論」です。

ただひとつ、言えることがあります。
予備校の受講生は、講師に対し立ち向かう権利があります。
自分の進路のための予備校です。
予備校は手段です。

いかに自分を活かすか?どうやって合格するか?そのための時間は?
個々の課題に対処に、実際に勉強し、訓練を経て、試験に臨む。

皆さんの先には、予備校よりさらに長い未来があります。
その先のための「今」を考えてください。