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肩書と話している

誰かと話す時、人間とではなく肩書と話している。
コンビニの店員と話す時。会社の上司と話す時。あるいは妻や夫や息子や娘と話す時。
思考も感情も持った名前あるひとりの人間としてではなくて、ただの応答する機能と話している。
その方が簡単で、楽だから。気を遣うことも、慮る必要もないから。
だから相手もまた、ただの肩書や機能として、あなたに話しかけてくる。

2018/04/04

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