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子どもたちの成長に感動した日

先週、久しぶり(1日通して行くのは1年半以上ぶりくらい)にEcoldの事業所、豊中桜塚教室へ行ってきました。

エコルド豊中桜塚教室は、北村と出会って起業する前にワタシが3年前の3月に管理者として開所した事業所だ。開所当初、ワタシとSTさんと数名のスタッフで試行錯誤しながら児童たちの受け入れを開始した。特に児童発達支援の経験がなかったワタシは通所する児童のママ達やSTさんから本当にたくさんの事を教えてもらった思い出のある事業所。1年間で豊中桜塚教室が定員オーバーするようになってきてしまい、2事業所目を開所するときにワタシはそっちへ異動したんだけど。

開所当初から通っている子ども達とは、もうすぐ出会って3年。

初めて会った時、まだ年長さんを卒園した頃だった男の子。見学にきた時パワフルすぎるADHD全開だった。もちろん通所してもらう事になったんだけど、道のりは平坦ではなかったんだよね。学校に迎えに行ったら学童で大喧嘩してる最中だったり、気に入らない事があるとすぐ手が出ちゃう。みんなで丁寧に彼の気持ちを聞き出し、信頼関係を結んでいったっけな〜、懐かしい。彼にはできることも多くって特に想像力や発想力に優れていて、諦めずにtry and errorを繰り返すこともできる。苦手なところは自分なりに対処法を見つけていけばいい、それにワタシたちは寄り添おう、そんでもってできるところは伸ばしていこう!多分ワタシが最初に立てたその個別支援計画をちょっとづつ更新しながらスタッフたちは彼に接してくれていたんだろう、3年生が終わろうとしている今、衝動性は明らかに少なくなり他人のいうことも聞き入れることができるようになっていた。これから生きていく将来が楽しみで仕方がない。

その他にも、以前から絵が上手だった子はさらに芸術的な絵が描けるようになっていたり、以前は自分の気持ちが全然言えなかった子がしっかり気持ちを伝えられるようになっていたりと、それぞれの成長をすごく実感した。発達障がいのある子どもたちの成長は、よくティッシュを重ねていくようにスモールステップ、と言われているけどまさにそんな感じだ。だからこそ、できることの増える喜びが大きいんだと思う。一気に「できる」に繋がることはなかなか難しい。どうしても、できるできないで判断しがちなのが大人なのだけど、結果だけを見るんじゃなくて「やろうとしている」過程を褒めてあげるのがポイントだ。そしてそれを繰り返すと、失敗してもまた頑張ってやり遂げようという心のバネが育っていく。これは大人になってもとっても大事な「折れない心」を育む。

さて、土曜日せっかくなので「KitS Green」の「アートポン!」をやってみた。

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ちなみにオリジナルでこんな絵も!

狐  クオリティーが高すぎる!

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ジャングルにさ〜、小人いたら面白いよね!と小人

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めちゃくちゃ集中して1時間半くらいがあっという間にすぎた。開所してまもなくの「朝の会」で全くじっとしていられなかった子たちとは思えない成長っぷりに驚いた。

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これからもエコルドの教室に通う子どもたちには、いろいろな事を経験・体験してもらいたいと思う。その中で自分の得意な事・楽しめる事を見つけてもいいし、いろんな考えの人と接する中で新しいものを作り出してもいいと思う。

将来、彼らには社会に出てITに使われる側ではなく、ITを使う側・ITを使って新しい事を作り出す側の大人になって欲しい、と思うのでした。

そしてみんなの成長にワタシは本当に感動しました。この仕事をしてきてよかったな、と感じる瞬間でもあります。

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