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「ARASHI's Diary Voyage」はまぎれもない挑戦の物語

2021年3月、まだジャにのチャンネルが始まっておらず、働くことによってなんとか生き延びていた頃、私は嵐のVoyage(※Netflixで配信されている嵐のドキュメンタリー番組)は、『挑戦と解放の物語』だと思っていた。なんならさっきまで、自分の中ではそう思っていた。

でも最近ふとした瞬間に、挑戦って目に見える新しいことに取り組むことだけではないなと思ったら、「Voyageは、まぎれもない挑戦の物語なのだ」と改めてはっとした。

一面では活動休止に向かう物語だったかもしれないし、一面では社会的な役割からの解放の物語だったかもしれないけれど、物語の全編に通底するのは「常に挑戦し続ける」ことだったと思う。

SNSを一気に解禁したり、海外に向けて曲をリリースしたり、コロナ禍の中で自分たちのできることを考え続けたり、国立競技場でのコンサートを無観客にする決断をしたり、ドキュメンタリーを配信したり、挙げればきりがないほど多くの挑戦する姿を見せてくれていたことは間違いない。

しかしその一方で、彼らの活動休止という決断そのものが大きな挑戦だったのだ。だから、新しく目に見えることを始めるだけではなく、何かを辞めることも、今までと違うことに取り組むことそれだけで挑戦であり、尊いことだと思う。あの決断は命がけだった、というリーダーの言葉に嘘は一つもないよ。

挑戦とは、成功するかわからないことに取り組むこと。

だから、あのドキュメンタリーで語られるストーリーは、まぎれもない挑戦の物語なのだ。



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