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QoL向上作戦: ピロリ菌1次除菌投薬完了

 幸福論ならQoL=Quality of Lifeに関わる、ヘルスケアの話題があっても良いと思い、自分自身の体験をいくつか、主に週末などに、書いてみようと思います。標記の通り、昨日、12時間おきに抗生剤のカプセル5つを飲み続ける一週間が満了しました。

 7日間のうち最初の2日間はお付き合いで少々お酒飲みましたが、あとの5日は禁酒。そして、胃酸の分泌を促進し抗生剤の効果を弱めると言われるコーヒーも全く飲みませんでした。普段の習慣でつい手が出るのでちょっと辛かった。代わりに、こんなページなどで除菌をアシストしてくれそうな3大飲食物とされているココアを飲みました。いずれも300円台で、ミルク、砂糖の入った300gの調製ココアと、100gの純ココア。馴れてきたら前者1/3、後者2/3になる割合で飲むことで、なんとなく効き目があったような気になりました。ピロリ菌の活動を抑制するという効果が、コーヒーはゼロ(マイナスではない)、緑茶は若干。紅茶、ウーロン茶はかなりあり、少量でも圧倒的にピロリ菌に嫌われるのがココアだそうです(下記ページ第一章:ピロリ菌が胃内の細胞に感染する最初のステップである胃上皮細胞への付着を抑制する効果の度合い)。

増殖抑制効果、胃内定着阻止効果、増殖抑制効果でもココアが断トツのようです。とどめに、「第5章:ピロリ菌除菌治療時のココア飲用による効果について」を眺めると、統計的有意性が証明できる水準には至らないものの、除菌期間中に1日3回(私は2回でした)ココアを飲んだグループは、4/3 倍ほど、除菌成功率が高まったとのこと(ベースが45%で、75~93%という最近の成功率の数字より低すぎるのが気になりますが)。

 アルコール厳禁は、2次除菌のときらしいですが、1回目でもなるべく避けるにこしたことはないようです。

 LG21ヨーグルトは、除菌期間中に5個、食しました:

・乳酸菌OLL2716株は胃酸に負けず、その上、ピロリ菌を攻撃する!
・乳酸菌OLL2716株入りヨーグルトは、胃の中のピロリ菌の活動を抑制させる!

抗生剤との併用効果が認められているとのことで、除菌の数日前から10日間、毎日食べるくらいがよさそうですね。

 次に、乳酸菌シロタ株のヤクルトです。 ヤクルトの乳性飲料 ミルージュ というのが近所で見当たらなかったので、代わりに、50%糖質カットの普通の小さいヤクルトを毎日1本ずつ飲みました。基本、善玉菌を増やして、悪玉菌がのさばらないように、ということですね。ただ、腸内のことで、胃は関係ないかもしれません。

ビフィズス菌BB536も同様です:

半分以上気休め感覚でした。

 除菌期間が終わって、腸内フローラが変わったのは体感します。くさい話で恐縮ですが、おならの匂いがまったく変わったのです。甘くなったというか、うまく説明できませんが、おそらく除菌もできてるのでは、と期待されます。今回の結果は、1か月以上たった10月10日に呼気判定でわかります。

 今回の主治医は、消化器内科の世界で高名な先生ですが大変優しく、親切、丁寧でした。除菌が完了したら食欲もりもりで太っちゃいますよ、だから、血中の様々な指標が悪化しないよう気を付けないと、と言って笑われました。

 おそらくは幼少期に経口感染したと思われるピロリ菌と半世紀以上付き合ったことになりますが、極く軽度の胃炎で(胃癌や深刻な潰瘍になる前に)、おさらばできそうなのは有難いです。食欲のコントロールは馴れているので、体重増加は断固阻止しつつ、食べ物がより美味しく感じられるのを楽しみにしています。

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