野球嫌いの私が野球好きになるまで
私は野球が嫌いだった。どうでもよかった。
ただのスポーツなのに知らない人がマイノリティ呼ばわりされる傲慢さが嫌だった。
私は、地域に生まれた男の子の95パーセントが少年野球チームに入ってる土地で生まれ育った。
セ・パリーグのチームのお膝元というわけでもなく、ただなんとなく拘りも愛国心もない場合に応援するならジャイアンツかなぁ、みたいな地域。
男子は5秒でも暇があれば投球フォームやバッティングフォームを練習する。
そんな男子を
「お前は放置された(待機中の)ゲームキ